1. |
授業の概要(ねらい) |
|
この演習では、今日の情報化社会の歴史的な検討によって現代社会の捉え方を社会学の観点から理解することを目的とします。情報化の歴史は、主として生活について理解することや、人と社会の関係について理解すること、そして社会の問題をいかに克服するかといった視点が求められます。それらの視点を通して、私たちが普段何気なく暮らしている情報化された社会そのものについて再定義し、今後の情報化の展開についても主体的に考えることが出来る素養を身につけることを目指します。特に春期では、輪読を通して問題意識を共有していきます。
|
2. |
授業の到達目標 |
|
1.同じテキストを輪読することで情報化社会における問題意識を共有できる。 2.そのうえで、個人的な研究的関心に基づいて問題を発見することができる。 3.自らの研究テーマを専門的に掘り下げていこうとする態度が形成できる。
|
3. |
成績評価の方法および基準 |
|
発表課題40%、研究への取り組み30%、ゼミ全体への貢献度30%の割合で換算し、それらを総合して最終的な評価を決定します。
|
4. |
教科書・参考書 |
|
1.教科書(必ず、次の書籍を事前に用意しておくこと) 星野潔、杉浦郁子編著(2007年)『テキスト社会学』学文社 2.参考書 濱嶋朗、竹内郁郎、石川晃弘編(2005年)『社会学小辞典』有斐閣
|
5. |
準備学修の内容 |
|
ゼミ発表の割り当てについては、必ず厳守しなければなりません。そのため、輪読で担当することになった章を熟読しておくことはもちろんのこと、関連する文献についても参照することが望まれます。そのうえで、わかりやすい資料を作成し、他の人にきちんと説明できる準備を行ってください。
|
6. |
その他履修上の注意事項 |
|
皆さんの自ら積極的に思考する態度に期待しています。そのうえで、学友同士で語り合う機会をより多く持ち、同じ考えを持つ人々や、一方で異なる考えを持つ人々と上手に調和していく精神を身につけていってほしいと考えています。また、演習の特性上、学生には高度な自律性を要求します。
|
7. |
各回の授業内容 |
|
【第1回】 | オリエンテーション(前期演習計画の打ち合わせ) | 【第2回】 | ゼミ発表についての方法の確認 | 【第3回】 | 当番による発表と討議(1) | 【第4回】 | 当番による発表と討議(2) | 【第5回】 | 当番による発表と討議(3) | 【第6回】 | 当番による発表と討議(4) | 【第7回】 | 当番による発表と討議(5) | 【第8回】 | 当番による発表と討議(6) | 【第9回】 | 当番による発表と討議(7) | 【第10回】 | 当番による発表と討議(8) | 【第11回】 | 当番による発表と討議(9) | 【第12回】 | 当番による発表と討議(10) | 【第13回】 | 当番による発表と討議(11) | 【第14回】 | 当番による発表と討議(12) | 【第15回】 | 後期演習計画の策定と前期演習の総括 |
|