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授業の概要(ねらい) |
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この授業は、コミュニケーション論の入門です。社会学では「コミュニケーション」をとても広く捉えています。日常的な会話から、エレベータの中での無言状態、映像から受ける影響や流行現象まで、多岐にわたります。また、コミュニケーションは「人」と「人」の間だけでなく、「人」と「もの」の間にも成り立ちます。この授業では、さまざまな「コミュニケーション」を、社会学や社会心理学などの多様な理論に基づいて理解していくことを試みます。
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2. |
授業の到達目標 |
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(1)コミュニケーションとは何かを説明できる (2)社会関係という観点からコミュニケーションを説明できる (3)コミュニケーションの影響力の多面的側面について説明できる (4)ある具体的な事象を取り上げ、コミュニケーション論的に重要と思われるポイントを自分なりに見つけることができる(応用力)
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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・小レポート/リアクションペーパー:30% ・試験:70%
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4. |
教科書・参考書 |
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教科書 ・辻大介・是永論・関谷直也『コミュニケーション論をつかむ』有斐閣, 2014.
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準備学修の内容 |
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・授業で学んだことを自分の日常生活に読み取って小レポートにまとめること。 ・授業内容の予習・復習のためにテキストを読んでおくこと。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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・この授業には定員があります。第1週に受講人数を確認するので必ず出席してください。 ・授業中に適宜、受講生の意見や考えを聞くことがあるので、積極的に発言するようにしてください。 ・リアクションペーパーの内容を授業中に参照するので、留意してください。 ・授業計画は受講生の関心や社会情勢によって適宜変更します。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | オリエンテーション | 【第2回】 | コミュニケーションとは何か | 【第3回】 | ことば以外のコミュニケーション | 【第4回】 | 談話・会話のメカニズム | 【第5回】 | 文字・映像のコミュニケーション | 【第6回】 | 自己・社会関係とコミュニケーション | 【第7回】 | 親密性/都市空間 | 【第8回】 | 中間まとめ | 【第9回】 | 説得とうわさ | 【第10回】 | 流行・普及・世論 | 【第11回】 | メディアの影響力 | 【第12回】 | マーケティング/コーポレイト・コミュニケーション | 【第13回】 | スポーツ文化/バーチャル空間 | 【第14回】 | 情報社会/災害 | 【第15回】 | まとめ |
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