1. |
授業の概要(ねらい) |
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テーマは、「日本の近代化と社会変動」である。すなわち、私たちが住んでいる現代社会は、どのような歴史的過程の中で形作られてきたのか、どのような特徴を持っているのか、そして、どのような社会へ向かおうとしているのか、また、私たちの暮らしはどのように変わってきたのか、という問題群を取り上げる。 受講生は、このテーマの範囲で、各自の関心に基づき、具体的な個別のテーマを選択する。たとえば、家族問題、年中行事、人生儀礼、都市化、過疎化、服装、正月行事、食の問題、女性の地位と役割など、各自の関心に基づいて自分のテーマを決め、いつごろから、何が、どのように変わってきたのか、また、私たちの暮らしはどのように変わってきたのかなどを調べる。加えて、海外の人々は日本および日本人をどのように見てきたのか、また、日本人自身は日本および日本人をどのように見てきたのかなども副次的テーマとして取り上げたい。 受講生は、学期中、自分のテーマに沿って、資料収集、発表およびレポート作成を行う。
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2. |
授業の到達目標 |
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①個別テーマに沿った資料収集の実践的方法を活用できる。 ②「近代化と社会変動」に関する基礎的な社会学理論と考え方を活用できる。 ③それぞれの個別テーマに基づいて、日本社会における近代化と社会変動を説明できる。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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授業準備30%、発表30%、レポート作成30%、出席及び授業態度10%、で総合的に評価する。
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4. |
教科書・参考書 |
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テキストは使用しない。 参考書:富永健一『日本の近代化と社会変動』(講談社学術文庫) 富永健一『近代化の理論』(講談社学術文庫) 福井憲彦『近代ヨーロッパ史』(ちくま学芸文庫) その他の参考書は授業中に随時紹介する。
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5. |
準備学修の内容 |
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授業時間外学習として、次の点を求める。 ①各自のテーマに沿って資料収集を行う。 ②収集した資料を整理し、各自のテーマに沿って分析する。 ③整理・分析した資料を、各自のテーマに沿って配置し、レポートを作成する。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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本授業は社会学の専門演習だから、社会学科の学生に相応しい知的能力(社会学的な考え方・情報収集法・分析法・レポート作成法など)を養うための訓練の場であると考えて授業に臨んでいただきたい。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | 社会学における近代化と社会動向に関する研究状況① | 【第2回】 | 社会学における近代化と社会動向に関する研究状況② | 【第3回】 | 社会学における近代化と社会動向に関する研究状況③ | 【第4回】 | 各自個別テーマの設定 | 【第5回】 | 各自のテーマに沿った資料収集(進捗状況の報告)① | 【第6回】 | 各自のテーマに沿った資料収集(進捗状況の報告)② | 【第7回】 | 各自のテーマに沿った資料収集(進捗状況の報告)③ | 【第8回】 | レポートの内容及び目次の作成(進捗状況の報告)① | 【第9回】 | レポートの内容及び目次の作成(進捗状況の報告)② | 【第10回】 | レポートの内容及び目次の作成(進捗状況の報告)③ | 【第11回】 | レポートの作成及び発表準備(進捗状況の報告)① | 【第12回】 | レポートの作成及び発表準備(進捗状況の報告)② | 【第13回】 | レポートの作成及び発表準備(進捗状況の報告)③ | 【第14回】 | 各自の研究発表① | 【第15回】 | 各自の研究発表② |
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