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授業の概要(ねらい) |
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今年は明治維新から150年にあたる。このあいだに数えきれないほどの戦争や紛争を人びとは目撃してきた。その戦死者の数の推移をみても明らかなように、殺傷能力の向上、兵器の近代化、戦略の変化や戦争感の相違などが、そこには反映されている。本講義では、20世紀から21世紀における国際紛争の特長を明らかにし、紛争解決、平和構築にむけての取り組むべき課題を検討する。前期では20世紀の国際紛争に焦点を当て、グローバル冷戦から民族紛争多発の時代までを考察の対象としながら、社会問題の把握の方法をまなぶ。
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2. |
授業の到達目標 |
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戦争と平和、平和と暴力の関係を考えながら、『戦争なき世界』『核なき世界』の実現への課題を把握するべく、諸文献の購読をめざすことで書く力を養う。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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講義毎に実施する小テスト、レポート課題、試験結果をもって総合的に評価する。
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4. |
教科書・参考書 |
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テキストを定めずに、講義ごとの資料にもとづいて講義し、あわせて講義時に参考文献を紹介する。
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5. |
準備学修の内容 |
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予備的学習として、新聞資料から学ぶ。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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データからなど、大局的な事象の把握に努める。
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各回の授業内容 |
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【第1回】 | 書くとは何か | 【第2回】 | 夏目漱石を考える | 【第3回】 | 新聞記事観測1 | 【第4回】 | 新聞記事観測2 | 【第5回】 | 新聞記事の書き取りかた | 【第6回】 | 新聞記事の書き取りかたと斜め読み | 【第7回】 | 新聞記事をてがかりに | 【第8回】 | 論文のかきかた1 | 【第9回】 | 論文の書き方2 | 【第10回】 | 論文のまとめかた | 【第11回】 | 論文の研究と研究のための論文 | 【第12回】 | 論文の構成と校正 | 【第13回】 | 辞書の近い方 | 【第14回】 | 表現方法の多様化 | 【第15回】 | 自己表現のための文章 |
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