Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

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広報論 II 吉野 ヒロ子
選択  2単位
【社会】 17-1-1350-3807-04

1. 授業の概要(ねらい)

 コーポレート・コミュニケーションには、広告・プロモーション・マーケティング・広報などさまざま活動があります。この講義では他の活動も視野に入れつつ、広報論について学びます。
 秋学期は、「広報論I」で単位取得していることを前提に、広報のより具体的な課題について、さまざまな事例を中心に紹介します。

2.
授業の到達目標

 ・「広報」の影響力や機能を、より具体的に理解する
 ・自分の生活を振り返り、マスメディア、インターネット等多角化しているメディアの影響を考える
 ・メディア・リテラシーを培い、コミュニケーションの難しさを考える

3.
成績評価の方法および基準

 中間考査(第8回講義内)、期末考査(第14回講義内)の評価を基本とし、レスポンスペーパー(毎回)の内容によって加点します。
 ※出席10回以上が前提(学生証をリーダーに通すこと。学生証忘れには対応します)

4.
教科書・参考書

 『広報・パブリック・リレーションズ入門』(宣伝会議)・『広報・PR概論』(日本パブリック・リレーションズ協会)ほか教場で指示

5.
準備学修の内容

 ・広報に関するニュースや記事を日々チェックし、蓄積すること
 ・講義で紹介した文献・事例について、調べること

6.
その他履修上の注意事項

 毎回レスポンスペーパーを課します。書くのが苦にならない人、書くのが苦手だが改善したい人を歓迎します。
 レスポンスペーパーのうち、興味深いものは次回講義冒頭で、個人情報は伏せて紹介させていただきます。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 今後の講義について
【第2回】
 「広報」とはなにか
【第3回】
 クロスメディア環境
【第4回】
 「炎上」という現象
【第5回】
 事例:東日本大震災における企業広報
【第6回】
 事例:「防災・減災」と広報
【第7回】
 事例:国家間の広報:『戦争広告代理店』
【第8回】
 前半のまとめと中間考査
【第9回】
 「世論」の仕組み
【第10回】
 広報効果測定
【第11回】
 事例:「ゆるキャラ」
【第12回】
 事例:「ミシュランガイド」
【第13回】
 事例:「ハイボール・ブーム」
【第14回】
 後半まとめと期末考査
【第15回】
 考査講評
 ※都合により、内容を一部変更する場合があります。