1. |
授業の概要(ねらい) |
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「現代社会学特論A Ⅰ」と同様に、社会学雑誌の最近のバックナンバーから、論文を取り上げて紹介する。とくに若手研究者の論文を取り上げる。論文がどのような構成になっているのか、論文執筆に必要な基本的な作業を説明する。少人数科目という特徴を生かして、学生の報告や質疑応答、議論を重視する。どのような文献を取り上げるかは、学生の希望を考慮するが、「社会学評論」、「家族社会学研究」、「家族研究年報」などを考えている。
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2. |
授業の到達目標 |
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社会学の研究文献=論文をその構成をおさえながら読めるようになること。それをレポート作成に活かすことができるようになること。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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日常点と学期末のレポート提出、および研究報告による。
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4. |
教科書・参考書 |
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石井クンツ昌子、2010、『社会科学系のための英語研究論文の書き方;執筆から発表・投稿までの基礎知識』、ミネルヴァ書房。 目黒・渡辺 編、1999、『講座社会学2 家族』東京大学出版会。 野々山・渡辺 編、1999、『家族社会学入門』文化書房博文社。
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5. |
準備学修の内容 |
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取り上げる文献は、少なくとも1週間前に伝えるので、事前に読んでくること。疑問/質問を持って講義に臨むことを期待する。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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発言を大歓迎します。少人数科目なので、積極的に発言し、他の学生と議論すること。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | イントロダクション | 【第2回】 | 社会学の論文の構成とは(1) | 【第3回】 | 社会学の論文の構成とは(2) | 【第4回】 | 社会学文献の紹介(1) | 【第5回】 | 社会学文献の紹介(2) | 【第6回】 | 社会学文献の紹介(3) | 【第7回】 | 社会学文献の紹介(4) | 【第8回】 | 中間総括と学期末レポート・テーマの報告 | 【第9回】 | 社会学文献を読む(1) | 【第10回】 | 社会学文献を読む(2) | 【第11回】 | 社会学文献を読む(3) | 【第12回】 | 研究報告(1) | 【第13回】 | 研究報告(2) | 【第14回】 | 研究報告(3) | 【第15回】 | まとめと討論 |
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