1. |
授業の概要(ねらい) |
|
私たちは、どのようにして自身を含めた環境を理解しているのでしょう。ヒトの知覚特性は、変化する不完全な刺激に慌てることなく、時には間違った解釈をしながら、主観的な知覚世界を築いていくことにあります。本科目では、こうしたヒトの知覚の魅力について、文献の購読や文献で紹介されている刺激の作成をとおして理解していきます。
|
2. |
授業の到達目標 |
|
こころが生じるメカニズムを、脳のダイナミズムの立場から理解する。また、グループ討論・発表を通して、自分の意見を論理的にまとめ、相手に分かりやすく伝える力を養うことを目標とする。
|
3. |
成績評価の方法および基準 |
|
文献の記述内容の理解およびグループ討論・発表の成果で評価する。
|
4. |
教科書・参考書 |
|
『「見る」とはどういうことか 脳と心の関係をさぐる』藤田一郎 著(化学同人社) 『感覚・知覚・認知の基礎(現代電子情報通信選書―知識の森)』乾敏郎 監修(オーム社)
|
5. |
準備学修の内容 |
|
文献を事前に読み、議論が出来るよう準備して授業に臨むこと。
|
6. |
その他履修上の注意事項 |
|
学習意欲のある熱心な学生の参加を期待する。
|
7. |
各回の授業内容 |
|
【第1回】 | 講義全体のオリエンテーションを行う | 【第2回】 | 視覚の基本構造について概説する | 【第3回】 | 視覚の基本特性について概説する | 【第4回】 | 文献の読み方および検索方法について概説する | 【第5回】 | 課題文献についてグループ討論および発表準備 | 【第6回】 | 課題文献についてグループ討論および発表準備 | 【第7回】 | 課題文献についてグループ討論および発表準備 | 【第8回】 | 課題文献をまとめて発表・質疑応答 | 【第9回】 | 課題文献をまとめて発表・質疑応答 | 【第10回】 | 課題文献についてグループ討論および発表準備 | 【第11回】 | 課題文献についてグループ討論および発表準備 | 【第12回】 | 課題文献についてグループ討論および発表準備 | 【第13回】 | 課題文献をまとめて発表・質疑応答 | 【第14回】 | 課題文献をまとめて発表・質疑応答 | 【第15回】 | まとめ、講義内容全体をとおした議論を行う |
|