Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

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心理学基礎文献研究 I 張田 真美
必修  2単位
【心理】 17-1-1360-0437-05

1. 授業の概要(ねらい)

 社会の中で注目されている家族関係、対人関係、精神病理に関して書かれた論文(文献)を毎週1つずつ読み、ディスカッションを行うことにより、理解を深める。

2.
授業の到達目標

 心理学の専門雑誌に書かれた論文を読みこなすことができるようになる。
 プレゼンテーションスキルを身につける。
 グループの中で文献についてディスカッションする能力を高める。

3.
成績評価の方法および基準

 発表の内容、方法について学生相互で評価し(40%)、また、ディスカッションの参加(30%)も重視する。
 扱った文献の内容をどれだけ理解したかについて、学期末に試験を実施する(30%)。

4.
教科書・参考書

 授業時に配布する。
 文献は『心理臨床学研究』『家族心理学研究』『家族社会学研究』『発達心理研究』『教育心理研究』『日本社会精神医学会雑誌』などMELICにある専門雑誌からピックアップする予定。

5.
準備学修の内容

 毎週必ず、授業で扱う文献を事前に読んでから授業に出席すること。大切な個所はアンダーラインを引いてくること。各自、疑問点、ディスカッションのポイントを準備してくること。
 また、発表担当文献は特に深く読みこみ、関連図書を読んだり、分からない語句などを調べ、班員に分かりやすく説明できるように知識を深めておく。発表文献のレジュメを用意すること。

6.
その他履修上の注意事項

 専門的な学術雑誌を扱うため、どの文献も難易度は高いものである。しかし、一つ一つを完璧に理解できなくとも、数多く読むことで慣れることができ、研究論文とはどのようなものであるかについての理解が深まるであろう。
 その日に扱う文献を前もって読んでくることは、実りあるディスカッションをするためには必須であり、発表者に対する礼儀でもある。アンダーラインを引きながら読んできてほしい。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 イントロダクション
 この授業の進め方について理解する。所属することになる3つの班(教員が指定する)に分かれ、自己紹介をする。教員が準備した文献の中から、話し合いで自分が担当したいものを選び、発表担当日を決める。教員が翌週に発表する文献を受け取り、翌週までに読んでくる。
【第2回】
 第1回に学生に配布した文献を教員が発表する。発表のポイントについて学ぶことにより、自分の担当文献の発表に生かす。
【第3回】
 発表者が文献をまとめたレジュメをもとに、発表をする。最終週の発表者が司会者となり、班の中でディスカッションをする。終了後、「発表者は文献を十分に理解しているか」「発表者は発表の準備をしてきたか」「発表は分かりやすかったか」「司会は役割を果たしていたか」などの観点で評価表に記入し、文献及び発表に対するコメントを記す。
【第4回】
 発表者が文献をまとめたレジュメをもとに、発表をする。前週の発表者が司会者となり、班の中でディスカッションをする。終了後、「発表者は文献を十分に理解しているか」「発表者は発表の準備をしてきたか」「発表は分かりやすかったか」「司会は役割を果たしていたか」などの観点で評価表に記入し、文献及び発表に対するコメントを記す。
【第5回】
 発表者が文献をまとめたレジュメをもとに、発表をする。前週の発表者が司会者となり、班の中でディスカッションをする。終了後、「発表者は文献を十分に理解しているか」「発表者は発表の準備をしてきたか」「発表は分かりやすかったか」「司会は役割を果たしていたか」などの観点で評価表に記入し、文献及び発表に対するコメントを記す。
【第6回】
 発表者が文献をまとめたレジュメをもとに、発表をする。前週の発表者が司会者となり、班の中でディスカッションをする。終了後、「発表者は文献を十分に理解しているか」「発表者は発表の準備をしてきたか」「発表は分かりやすかったか」「司会は役割を果たしていたか」などの観点で評価表に記入し、文献及び発表に対するコメントを記す。
【第7回】
 発表者が文献をまとめたレジュメをもとに、発表をする。前週の発表者が司会者となり、班の中でディスカッションをする。終了後、「発表者は文献を十分に理解しているか」「発表者は発表の準備をしてきたか」「発表は分かりやすかったか」「司会は役割を果たしていたか」などの観点で評価表に記入し、文献及び発表に対するコメントを記す。
【第8回】
 発表者が文献をまとめたレジュメをもとに、発表をする。前週の発表者が司会者となり、班の中でディスカッションをする。終了後、「発表者は文献を十分に理解しているか」「発表者は発表の準備をしてきたか」「発表は分かりやすかったか」「司会は役割を果たしていたか」などの観点で評価表に記入し、文献及び発表に対するコメントを記す。
【第9回】
 発表者が文献をまとめたレジュメをもとに、発表をする。前週の発表者が司会者となり、班の中でディスカッションをする。終了後、「発表者は文献を十分に理解しているか」「発表者は発表の準備をしてきたか」「発表は分かりやすかったか」「司会は役割を果たしていたか」などの観点で評価表に記入し、文献及び発表に対するコメントを記す。
【第10回】
 発表者が文献をまとめたレジュメをもとに、発表をする。前週の発表者が司会者となり、班の中でディスカッションをする。終了後、「発表者は文献を十分に理解しているか」「発表者は発表の準備をしてきたか」「発表は分かりやすかったか」「司会は役割を果たしていたか」などの観点で評価表に記入し、文献及び発表に対するコメントを記す。
【第11回】
 発表者が文献をまとめたレジュメをもとに、発表をする。前週の発表者が司会者となり、班の中でディスカッションをする。終了後、「発表者は文献を十分に理解しているか」「発表者は発表の準備をしてきたか」「発表は分かりやすかったか」「司会は役割を果たしていたか」などの観点で評価表に記入し、文献及び発表に対するコメントを記す。
【第12回】
 発表者が文献をまとめたレジュメをもとに、発表をする。前週の発表者が司会者となり、班の中でディスカッションをする。終了後、「発表者は文献を十分に理解しているか」「発表者は発表の準備をしてきたか」「発表は分かりやすかったか」「司会は役割を果たしていたか」などの観点で評価表に記入し、文献及び発表に対するコメントを記す。
【第13回】
 発表者が文献をまとめたレジュメをもとに、発表をする。前週の発表者が司会者となり、班の中でディスカッションをする。終了後、「発表者は文献を十分に理解しているか」「発表者は発表の準備をしてきたか」「発表は分かりやすかったか」「司会は役割を果たしていたか」などの観点で評価表に記入し、文献及び発表に対するコメントを記す。
【第14回】
 総括および、試験を実施する。授業で扱った文献の中からあらかじめ指定された5つの文献について、質問に答える(資料持ち込み可)。
【第15回】
 テスト返却、および振り返り。「心理学基礎文献研究Ⅱ」で深く読み込みたいテーマの希望調査