Web Syllabus(講義概要)

　学生の関心に応じて3班に分かれ、一学期を通して同じ班で一つのテーマにそって文献を読む。学生自ら専門雑誌の中から自分が発表したい文献を探し出し、学期中一回発表する。班の中で討論することにより、さらに理解を深める。

　専門雑誌の中から自分で興味がある文献を探すことができるようになる。研究論文を読みこなす力をさらに高める。
　論文の形式についても学ぶ。

　発表の内容、方法について学生相互に評価し（40％）、また、ディスカッションへの参加（30％）も重視する。
　扱った文献をどれだけ理解したかを確認するため、学期末に試験を実施する（30％）。

　各自MELICなどを利用して文献を用意する。

　自分が発表する文献を選ぶために、最低5本の論文を読む。
　発表の準備をする。
　授業で扱う文献を必ず事前に読み、予習する。分かりにくい点やディスカッションしたいポイントを自分なりに考えてくる。

　自分の興味・関心のある文献を見つけ出してくることも、将来必ず役に立つであろう。過去には「非行・犯罪」「PTSD」「子ども」「青年期」「対人関係」などのテーマで班が作られた。
　論文を読む経験を積むことは、自身の論文やレポート執筆にもプラスになると思われる。