1. |
授業の概要(ねらい) |
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認知的技法と行動的技法を組み合わせながら、実証にもとづいて問題の改善を図ろうとする認知行動アプローチの理論と技法について、抑うつ、不安障害、統合失調症などを取り上げながら紹介する。講義を中心とするが、アセスメント・ツールを用いた実習やビデオ教材の視聴なども交えながら、より深い理解を目指す。
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2. |
授業の到達目標 |
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認知行動アプローチの基本的な考え方を理解し、関連する理論や治療技法等についての知識を身につけること。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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期末試験を90%、平常点を10%として評価を行う。
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4. |
教科書・参考書 |
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テキストは指定しない。参考文献は必要に応じて紹介する。
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5. |
準備学修の内容 |
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毎回十分な復習を行い、その内容を理解した上で次回の授業に備えること。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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私語など、他の受講生の迷惑となる行為を厳しく禁ずる。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | ガイダンス | 【第2回】 | Beckの認知理論とBDIの開発 | 【第3回】 | Ellisの合理情動療法とABC図式 | 【第4回】 | 抑うつに対する認知行動療法 | 【第5回】 | アセスメントと治療効果研究 | 【第6回】 | Teasdaleの抑うつ処理活性仮説 | 【第7回】 | パニック障害と広場恐怖症 | 【第8回】 | 抑うつと不安の関係 | 【第9回】 | 破局的認知とClarkの認知モデル | 【第10回】 | パニック障害・広場恐怖症に対する認知行動療法 | 【第11回】 | 対人不安と社交不安障害 | 【第12回】 | Learyの自己呈示理論 | 【第13回】 | 社交不安障害に対する認知行動療法 | 【第14回】 | 統合失調症と認知行動アプローチ | 【第15回】 | まとめと試験 |
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