Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

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心理学演習B 草山 太一
必修  2単位
【心理】 17-1-1360-1785-02

1. 授業の概要(ねらい)

 心理的事象は日常身近に生じている事柄であり、それらは当然のこととして半ば習慣化し、特に気にもとめられないままでいることが多い。また、常識として分かっていることも多く、勝手な推測をしがちである。この演習では、そのような当たり前と考えられる心理的事象を題材に、いくつかの文献を参照することで、フローチャートなどで認知プロセスや仕組みを図解表現する作業を行う。また作成した図を用いて発表と議論を行う。文献調査によって分かった情報は一冊の絵本にまとめることを予定している。
 具体的に扱う内容については、受講者の希望を出来る限り尊重して決めたいが、授業を進める上で共通の作業目標としては、1)興味を持ったテーマとする行動事象はどのような仕組みで起きるのか?、2)その行動について神経科学レベルで情報はどのように脳内で処理されているのか?ということについて、フローチャートを使って情報処理のプロセスを表現することを予定している。

2.
授業の到達目標

 複数の文献を参照し、文献に書かれていることを図解表現することができる。これらの文献講読や作図を通じて、心理学に関する知識を深めることができる。

3.
成績評価の方法および基準

 作業の進捗状況のチェック(10%)、作成する資料(70%)及び発表内容(20%)をもとに総合的に評価する。

4.
教科書・参考書

 テキスト:使用しない。
 参考文献:マーク・チャーンギージー『ひとの目、驚異の進化』インターシフト
      ジョン・ピネル『バイオサイコロジー』西村書店
      内田惠二『視覚Ⅰ 視覚系の構造と初期機能』朝倉書店
      内田惠二『視覚Ⅱ 視覚系の中期・高次機能』朝倉書店
      長谷川眞理子『生き物をめぐる4つの「なぜ」』集英社新書
      渡辺茂『ヒト型脳とハト型脳』文藝春秋

5.
準備学修の内容

 テーマに関連したいくつかの文献を検索し、書かれている内容について確認しておく。

6.
その他履修上の注意事項

 心理的事象の図解表現化にあたっては、自分なりに考えたり想像することよりも、論文や本に書かれている事実をまとめることを重視する。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 図解表現技法の方法について確認する。
【第2回】
 文献講読し、内容についてまとめ、それを元に発表と討論を行なう。
【第3回】
 文献講読し、内容についてまとめ、それを元に発表と討論を行なう。
【第4回】
 文献講読し、内容についてまとめ、それを元に発表と討論を行なう。
【第5回】
 文献講読し、内容についてまとめ、それを元に発表と討論を行なう。
【第6回】
 文献講読し、内容についてまとめ、それを元に発表と討論を行なう。
【第7回】
 文献講読し、内容についてまとめ、それを元に発表と討論を行なう。
【第8回】
 文献講読し、内容についてまとめ、それを元に発表と討論を行なう。
【第9回】
 文献講読し、内容についてまとめ、それを元に発表と討論を行なう。
【第10回】
 文献講読し、内容についてまとめ、それを元に発表と討論を行なう。
【第11回】
 文献講読し、内容についてまとめ、それを元に発表と討論を行なう。
【第12回】
 文献講読し、内容についてまとめ、それを元に発表と討論を行なう。
【第13回】
 文献講読し、内容についてまとめ、それを元に発表と討論を行なう。
【第14回】
 文献講読し、内容についてまとめ、それを元に発表と討論を行なう。
【第15回】
 まとめ