1. |
授業の概要(ねらい) |
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実証科学としての心理調査研究を遂行するにあたり、求められる専門的な方法を体系的に学びます。とくに、質問紙調査、社会調査、実験、面接、尺度構成法、検査の方法について習得します。仮説を立て、検証するために必要な手続きを正しく理解し、研究の倫理的配慮についても、事例を挙げて詳しく検討していきます。
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2. |
授業の到達目標 |
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1.データに基づいた心理学研究の計画を自ら立案することができる。 2.実際に知見を導出していくために必要な研究方法がわかる。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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単元ごとに小テストを行い、その合計点で評価します。
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4. |
教科書・参考書 |
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サトウタツヤ・鈴木直人編『心理調査の基礎』有斐閣を必ず購入してください。そのほか資料プリントを配布し、Web File Serverへアップロードします。
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5. |
準備学修の内容 |
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教科書の指定した箇所を読み、わからないことは自分で調べてから授業に臨むことを求めます。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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心理調査について専門的に学びたい方に履修を勧めます。認定心理士(心理調査)資格取得のための「概論」指定科目です。専門性が高くなるため、履修者数を制限することがあります。履修志望者は初回の授業に必ず出席してください。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | ガイダンス | 【第2回】 | 心理調査の考え方 | 【第3回】 | 問題の設定と仮説の構築 | 【第4回】 | 心理統計 | 【第5回】 | 質問紙調査の方法(1) | 【第6回】 | 質問紙調査の方法(2) | 【第7回】 | 社会調査の方法 | 【第8回】 | 実験の方法(1) | 【第9回】 | 実験の方法(2) | 【第10回】 | 観察の方法 | 【第11回】 | 面接の方法 | 【第12回】 | 検査の方法 | 【第13回】 | 尺度構成の方法 | 【第14回】 | 研究に求められる倫理的配慮 | 【第15回】 | まとめ |
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