1. |
授業の概要(ねらい) |
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対人関係の諸相を態度、集団力学、集団意思決定という概念からアプローチします。古典的社会心理学及び認知心理学の理論を紹介し、人は集団の中でどのような行動を取るのか、対人関係をマイクロ―マクロの関係から学びます。 授業を通して、以下の問いに説明ができるようになります。 人を説得するってどういうこと? どうしてデモに参加するの? どうして独裁者のいうことを聞くの? 多数決を取るって、本当に民主的? ひとりで考えるより、大勢で考える方が結論は正しいの? 革新はどういうときに起きるの? どうして差別するの? どうして王様は裸なの?
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2. |
授業の到達目標 |
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当該領域の代表的な研究を理解することにより、対人行動に関する洞察を深めることができる。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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学期末試験(80%)、課題レポート(20%)によって評価を行います。
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4. |
教科書・参考書 |
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教科書は指定しません。資料プリントを配布し、Web File Serverにアップロードします。参考書として、亀田達也・村田光二著『複雑に挑む 社会心理学 適応エージェントとしての人間』有斐閣アルマをお薦めします。
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5. |
準備学修の内容 |
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指定した論文を読み、わからない箇所は自分で調べてから授業に臨むことを求めます。論文の読み方については授業内で説明します。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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授業内で、映像資料を活用します。人数制限をすることがありますので、履修希望者は初回の授業に必ず出席してください。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | ガイダンス | 【第2回】 | 態度 | 【第3回】 | 態度変容 | 【第4回】 | 多数派の影響力 | 【第5回】 | 権威への服従① | 【第6回】 | 権威への服従② | 【第7回】 | 権威への服従③ | 【第8回】 | 少数派の影響力 | 【第9回】 | 集団意思決定① | 【第10回】 | 集団意思決定② | 【第11回】 | 集団意思決定③ | 【第12回】 | 集団意思決定④ | 【第13回】 | 偽記憶 | 【第14回】 | 偏見 | 【第15回】 | まとめ |
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