Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

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ヨーロッパ地域の社会と文化 I/Ia 梶谷 真司
選択  2単位
【外国語】 17-1-1410-0141-01

1. 授業の概要(ねらい)

 今日、アメリカと東アジアとの結びつきがますます重要になる中、私たちはヨーロッパから何を学べるのでしょうか。この講義では、言葉の観点から、ヨーロッパの言語、社会、歴史について考えていきます。それはまた、日本という国、私たち自身をより深く理解することにつながります。私たちにとって当たり前すぎて意識しない言葉の大切さ、面白さ、難しさ、広がり、深みを知り、世界の言葉と文化に興味をもってほしいです。また、そこから自分が外国語を学ぶ意味をあらためて考えてください。

2.
授業の到達目標

 言葉の観点からヨーロッパと日本について多面的に理解する。

3.
成績評価の方法および基準

 授業中に行う3回のレポートで判定する。人数が多い場合は、15回目の授業で行う試験にて判定する(持ち込み・参照一切不可)。

4.
教科書・参考書

 参考文献は授業中に紹介する。

5.
準備学修の内容

 とくになし。

6.
その他履修上の注意事項

 自分自身の関心を持って参加すること。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 イントロダクション~異文化を学ぶ・外国語を学ぶ
【第2回】
 言葉と私(1)今、ヨーロッパから何を学ぶか
【第3回】
 言語と私(2)言葉は何のためにあるか
【第4回】
 言語と私(3)ヨーロッパとアジアの言語
【第5回】
 ディスカッションとレポート
【第6回】
 フィードバック
【第7回】
 言葉と国家(1)言語の数と種類
【第8回】
 言葉と国家(2)母語と方言
【第9回】
 言葉と国家(3)国語の誕生
【第10回】
 ディスカッションとレポート
【第11回】
 フィードバック
【第12回】
 言葉と教育(1)母語教育と外国語教育
【第13回】
 言葉と教育(2)ヨーロッパの言語政策
【第14回】
 ディスカッションとレポート
【第15回】
 フィードバックとまとめ