1. |
授業の概要(ねらい) |
|
テーマ:一歩進んだ英文法 私たちの「一歩進んだ英文法」は同時に「一歩退いた英文法」です。1つ例を挙げさせてください:待っていた電話をもらった時の一言(「お電話お待ちしてました。」)はI’ve been waiting for your call.(現在完了進行形)でないと困る、という事は分かりますか? 名詞周辺も重要ですが、先に解決すべきは動詞周辺です。そして残念ながら私見では、英語専攻の学生である皆さんの中にも動詞周辺に弱い方が一定割合いらっしゃるように思われます。
|
2. |
授業の到達目標 |
|
「時制・アスペクト(完了・進行)・助動詞などについて徹底し、その1つ先の目標:『英語の使い方』に向かっていく。」
|
3. |
成績評価の方法および基準 |
|
ほぼ毎回のquiz(小テスト)を含む授業への取り組みと試験結果を併用。最終的なことは教室で何度も学生方のお顔を拝さして頂いてからでないと申しあげられません! 成績について照会したい者は直後のセメスタに教員の所に来ること。
|
4. |
教科書・参考書 |
|
テキスト[予定]:今井邦彦『英語の使い方』東京:大修館。 一定の割合の方が、この本を「良い本を読んだな。」という実感をもって読了されるでしょう。人によっては文字通り「目を洗われた」ような気がするかもしれません。勿論、担当者は担当者なりにこの本を批判的に用います。
|
5. |
準備学修の内容 |
|
この授業では予習より復習を重視します。具体的なことは、皆さんもう大学生でありますので、授業にご出席の上各々の学力・状況に応じてお取り組みください。
|
6. |
その他履修上の注意事項 |
|
開講時に必ず来てください。毎回定時に教室に処ること。
|
7. |
各回の授業内容 |
|
【第1回】 | *毎年学生さんの資質は異なるものです。当然乍ら授業計画は変更され得ます。 導入 | 【第2回】 | 現在と過去 | 【第3回】 | 現在時制 | 【第4回】 | 総称的現在 | 【第5回】 | 習慣的現在 | 【第6回】 | 現在の状態を表す現在形 | 【第7回】 | 描写の現在形 | 【第8回】 | 遂行文 | 【第9回】 | 未来に言及する現在形 | 【第10回】 | 過去に言及する現在形 | 【第11回】 | 過去時制 | 【第12回】 | 過去を表す過去形 | 【第13回】 | 現在を表す過去形 | 【第14回】 | いわゆる「時の一致」 | 【第15回】 | 纏め(時制) |
|