1. |
授業の概要(ねらい) |
|
英語詩(Poetry in English)の入門授業です。マザーグースなど、易しい英語で書かれた比較的短い詩を取り上げ、英詩の音声的側面すなわちリズム(rhythm)とライム(=押韻(rhyme))についての基本的な知識を学びます。
|
2. |
授業の到達目標 |
|
英語詩を声に出して読み、英語という言語に特有のリズムを実感できるようになること、英語詩をリズムとライムという観点から分析できるようになること、以上二点がこの講義の到達目標です。
|
3. |
成績評価の方法および基準 |
|
授業内小テスト(30%)、期末試験(70%)で総合的に評価します。
|
4. |
教科書・参考書 |
|
テキストの指定はありません。プリント(英文)を配布します。
|
5. |
準備学修の内容 |
|
講義内容の正確な理解のため、授業後の復習は必ず行うこと。
|
6. |
その他履修上の注意事項 |
|
英和辞書必携。「発音記号」を確認する習慣をつけること。
|
7. |
各回の授業内容 |
|
【第1回】 | イントロダクション:英語詩の「音(sound)」と「意味(sense)」 | 【第2回】 | 日本語と英語の音声学上の差異:「音節(syllable)」「強弱(stress)アクセント」「高低(pitch)アクセント」 | 【第3回】 | 英語詩のリズム: 弱強パターン(iambic)と強弱パターン(trochaic) | 【第4回】 | マザーグース:「メリーさんの羊」「きらきら星」 | 【第5回】 | 英語詩の韻律:3歩格・4歩格・5歩格(trimeter, tetrameter, pentameter) | 【第6回】 | マザーグース:「ジャックとジル」「ハートの女王」 | 【第7回】 | 「英語詩のリズム」まとめ及び理解度確認テスト | 【第8回】 | 英語詩のライム:押韻の種類 | 【第9回】 | 脚韻・行内韻・脚韻の形式(end-rhyme, internal rhyme, rhyme scheme) | 【第10回】 | 頭韻・母音押韻(alliteration, assonance) | 【第11回】 | 韻律分析:エミネム "Lose Yourself" | 【第12回】 | 韻律分析:クリスティナ・ロセッティ | 【第13回】 | 韻律分析:シェイクスピアのソネット | 【第14回】 | 韻律分析:トマス・グレイ | 【第15回】 | 「英語詩のリズムとライム」まとめ及びテスト |
|