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授業の概要(ねらい) |
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この授業は、中国語会話Ⅲと中国語会話Ⅰを併せた週に2回の連続授業となります。 中国語会話Ⅲの授業内容は、ピンインの読み書きをマスターした上で、簡単な挨拶と簡単な会話のやり取りができるようになるための様々な訓練を行います。授業中に、会話文の意味を理解した上で覚えるというテクニック訓練を授業の一環で行います。リスニングの授業と連動した言葉のトレーニングをしながら、常用語彙や簡単なフレーズをとっさに言えるようになれることと、相手が話した言葉を聴き取れるよう訓練をします。一年生の文法を中心とする授業の進み具合に合わせてこの授業では場面による会話練習を行います。教材内容に沿いながら、中国人が普段良く使う表現をマスターします。同時に多くの語彙を身に付けることに重点を置く授業を行います。 中国語会話Ⅰの授業内容と連動させ、リスリングと会話のバランスの取れる「話す」「書く」「読む」について反復訓練を行う授業をします。
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2. |
授業の到達目標 |
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前期では中国語会話Ⅲ(会話中心)と中国語会話Ⅰ(リスニング中心)の全30回の授業を通して、中国語の発音(ピンイン)の読み書きを完璧に身に付け、簡単なことを中国語で相手に伝えられ、簡単な会話のやり取りが出来るようになることを目指します。 学んだ語彙と会話文の基本を咀嚼した上で、「話せる」「読める」「聴き取れる」「書ける」ようになることを目指します。 中国語検定試験準4級レベルの語彙やフレーズを聴き取れること、書けることが身に付くことを目指します。 受講する学生全員のモチベーションが上がり、楽しく実践的に中国語会話を学べるように工夫をした授業を行います。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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①積極的な中国語での発言や授業参加態度(10%) ②毎回の小テストの評価を加算(20%) ③中間テストと期末テスト(30%+40%)
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4. |
教科書・参考書 |
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『中国語会話301上』 康 玉華(他)著 北京語言大学出版 中国語「キクタンの準4級」を補充教材とする他、プリントを配布
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5. |
準備学修の内容 |
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授業に出る前に必ず予習・復習して下さい。語学習得は練習を繰り返し行うことが肝心で、単語やフレーズは声に出して練習してきて下さい。また、テキストに備えられたCDを繰り返し聴くように心掛けましょう。一課を終えた後、その課の練習と宿題を必ずやって下さい。 単語やフレーズ及び短文を丸暗記するのではなく、頭の中で語順の並びを考えながら、理解した上で覚えることが効果的な学習法です。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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語学学習は自分が興味を持ち、楽しみながら勉強する姿勢が大切でそれが上達への早道です。また、授業中には教材にはなくても、よく使われる重要表現やフレーズなどは必ずノートを取るなど、積極的に授業に取り組む姿勢も大切です。恥ずかしがらずに堂々と発言して、積極的に友達を作ることも大学での勉強の一環として心に刻みましょう。 辞書を持参することを要求します。2,500円~3,000円のコンパクト『中日・日中辞書』がお勧めです。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | オリエンテーション、授業の進め方 | 【第2回】 | アルファベットの発音と書き取り練習 | 【第3回】 | 発音トレーニングと書き取り練習;簡単な挨拶 | 【第4回】 | 発音トレーニングと書き取り練習;簡単な挨拶 簡単な自己紹介と初対面挨拶 | 【第5回】 | 身分についての会話練習 質問に対する聞き方と答え方 | 【第6回】 | 相手と簡単なやり取り訓練 | 【第7回】 | 動詞を使う様々な会話練習 | 【第8回】 | 復習と中間試験(「発表」と「会話のやり取り」) | 【第9回】 | 年月日の言い方と数字の会話練習 | 【第10回】 | 所有に関する会話練習 | 【第11回】 | 形容詞を使う会話練習 | 【第12回】 | 時間詞の置き場所とその活用訓練 | 【第13回】 | 連動詞を使う会話訓練 | 【第14回】 | 存在と方位に関する会話練習 | 【第15回】 | 復習と試験(「発表」と「会話のやり取り」) |
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