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授業の概要(ねらい) |
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1年次に学んだ事項を、読解・リスニング両方からから復習していく。文法事項を参考書の順に従って学んでいくのではなく、フランスのラジオ・テレビなどから選んだ教材から出てくる順番に文法・語彙の知識を確認していく。実際の頻度順の学習であり、フランスの実際の生活で触れる言葉が一番頻度が多い言葉であるという発想に切り替えていく。 そのために、音声としてのフランス語の教材をどんどん聴き進めていく。教材は、日本在住フランス人から見た日本の生活やフランス文化の紹介であり、異文化の視点を学ぶ。 和訳・文法説明ができることよりも、日本語を介さないフランス語の習得が目標であり、1年次に蓄積されたフランス語→日本語の知識を深めるのではなく、フランス語→フランス語のプロセスを構築する第一段階である。
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2. |
授業の到達目標 |
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日本語でフランス語を説明できるようにするのではなく、フランス語をフランス語のまま理解するようにするための姿勢を身につける。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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1年次と同じである。25%の出席点と、75%の試験の点数で評価する。50点の中間小テストを一回、期末小テストを一回行い、合計60点以上で合格となる。それと別に減点方式の抜き打ち小テストを数回行う。 出席点に関しては、1回欠席で5点減点、5回欠席でRとなる。遅刻は欠席扱いで、遅延証明は二回まで認める。
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4. |
教科書・参考書 |
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『ケータイ「万能」フランス語文法』 仏仏辞書『Le Robert Benjamin』 授業で使う音声教材に関しては、授業内で適宜配布する。
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5. |
準備学修の内容 |
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適宜配布する教材に関しては単語の意味をきちんと調べておくこと。
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その他履修上の注意事項 |
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1年次の緊張感が抜けて、気持ちが緩みだす学年になるので、その分1年次よりも厳しくしていくので、しっかり気持ちを入れなおして頑張ってほしい。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | ガイダンス、初回小テスト | 【第2回】 | セーヌ川の歴史、仏仏辞書解説、文法事項チェック | 【第3回】 | エッフェル塔の歴史、仏仏辞書解説、文法事項チェック | 【第4回】 | フランスパンについて、仏仏辞書解説、文法事項チェック | 【第5回】 | フランスでの夏時間について、仏仏辞書解説、文法事項チェック | 【第6回】 | フランスのミネラルウォーター、仏仏辞書解説、文法事項チェック | 【第7回】 | 中間テスト | 【第8回】 | フランス柔道の興隆、仏仏辞書解説、文法事項チェック | 【第9回】 | フランス本国と海外領土、仏仏辞書解説、文法事項チェック | 【第10回】 | バカロレアについて、仏仏辞書解説、文法事項チェック | 【第11回】 | パリのカフェ、仏仏辞書解説、文法事項チェック | 【第12回】 | ぶどうの収穫について、仏仏辞書解説、文法事項チェック | 【第13回】 | フランスのチーズ文化、仏仏辞書解説、文法事項チェック | 【第14回】 | フランス映画について、仏仏辞書解説、文法事項チェック | 【第15回】 | まとめとテスト。 |
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