Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

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基礎フランス語 III 石橋 正孝
必修  1単位
【外国語】 17-1-1410-1640-07

1. 授業の概要(ねらい)

 フランス語の入門です。言語習得の原点に立ち返り、最初は音声から入って、簡単な表現を反復して暗記してもらいます。文法の説明は音声練習の後にやります。日常会話の決まり文句を音声から反復して身につけていくことで、実践的な使えるフランス語習得の基礎をつくるようにしたいと考えています。
 前期は基礎フランス語Iと併せて週に二回の連続授業となりますので、基礎フランス語Iでも内容的に区別することなく、一つのクラスを週に二回やると思ってください。集中的に語学の基礎を叩き込んでもらうことになります。
 簡単なフレーズの暗誦を通しての語彙・文法事項の習得とは別に、前期の途中からは、ニュース・フランス語の読解・リスニングを少しずつ取り入れます。

2.
授業の到達目標

 フランス語の基礎を一年で徹底的に身に着けてもらいます。
 二年次に進む時点で、辞書を使って独学ができるレベルにまでは到達してもらいます。
 音に慣れ、発音に慣れ、最低限の日常会話の基礎を身につけ、基本的語彙力を身に着け、それらに伴う文法的知識を習得してもらいます。

3.
成績評価の方法および基準

 出席点25%、試験の評価が75%です。
 中間小テストを一回、期末小テストを一回行います。それぞれ50点満点です。それと別に減点方式の抜き打ち小テストを数回行い、合計100点中60点以上が合格となります。
 出席点に関しては、五回の欠席で不合格となります。遅刻は欠席扱いで、遅延証明は二回まで認めます。

4.
教科書・参考書

 『ケータイ「万能」フランス語文法』
 『たったの72パターンでこんなに話せるフランス語会話』 
 授業で使う音声教材に関しては、授業内で適宜配布します。

5.
準備学修の内容

 予習は必要ありませんが、頻繁に小テストを行うので、毎回の復習には多くの時間が必要になります。

6.
その他履修上の注意事項

 意欲ある学生のやる気を妨げるような行為は禁止です。従って、私語・遅刻は禁止です。あからさまな居眠りも禁止です。
 語学は最初が一番重要です。短期間で集中的に基礎を身に着けないと、四年間でダラダラと入門レベルを繰り返して終わってしまうことにもなりかねません。学生の高い意識が求められます。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 ガイダンス、これは~です/C'est~、私は~です①/Je suis~
【第2回】
 私は~です②/J'ai~、~します/Je+一般動詞
【第3回】
 ~しています/Je suis en train de+動詞の原形、~すると思います/Je+動詞の単純未来形
【第4回】
 ...からずっと~しています/Je+動詞の現在形+depuis...、~しました/Je+動詞の複合過去形
【第5回】
 ~したことがあります/Je+動詞の複合過去形+déjà、~できます/Je peux+動詞の原形
【第6回】
 ~しなければなりません①/Je dois+動詞の原形、~しなければなりません②/Il faut+動詞の原形
【第7回】
 中間小テスト
【第8回】
 ~したいです/Je veux+動詞の原形、~があります/Il y a~
【第9回】
 ~は何ですか?/Quel est~?、どちらが~?/Lequel est~?
【第10回】
 ~は誰?/Qui est~?、~はいつ?/Quand est~?
【第11回】
 ~はどこ?/Où est~?、どうして~?/Pourquoi~?
【第12回】
 どうやって~?/Comment~?、~をいただきたいのですが/Je voudrais~
【第13回】
 ~したいのですが/Je voudrais、~してほしいな/Je veux que~
【第14回】
 ~はいかがですか?/Voudriez-vous~?、~なさいませんか?/Voudriez-vous~?
【第15回】
 まとめとテスト。