Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

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中国語学概論 II 閻  淑珍
必修  2単位
【外国語】 17-1-1410-3322-12

1. 授業の概要(ねらい)

 この授業は初級中国語の学習を終えた学生向けの、準中級相当の授業である。初級段階で習った基礎をベースに、新しい語彙や文法を着実にマスターするように学んでいく。言語をマスターするため、聞く(listening)・話す(speaking)・読む(reading)・書く(writing)といった四つの能力を養わなければならないので、本授業はこの四本の柱を立てて行う。同時に、二年生中国語コースの平行授業科目とのバランスを考慮し、聞く(listening)と書く(writing)ことに力を入れて、リスニングの反復練習と短文などの訓練をメインとする。中国語の勉強と同時に、中国語に特有な表現に現れた中国人の思惟方式・国民性及び古い文化や習慣も織り交ぜて紹介する。
 本授業は、中国語コース二年生の必修科目ではあるが、中国語に興味のある他コース他学部の初級中国語の学習を終えた学生にもオープンしている。

2.
授業の到達目標

 本学期での到達目標は以下となる。①中国語での簡単な会話や自己表現ができるようにする。②簡単な中国語を聞き取れるようにする。③、簡体字の書き方を覚える。④古代中国文化または現代中国社会に対する興味や関心を持つようになる。

3.
成績評価の方法および基準

 出席率は10%、学習態度(積極的に質問する、質問に答える、予習復習をする)は10%、中間テストは30%、期末テストは50%を占める。正当な理由なく事前連絡もなく、どちらかのテストを受けない学生は、評価ランクの“D”に入る。なお、3回の遅刻は一回の欠席と見なし、欠席回数が5回超える学生は(5回も含め)、評価の対象にならない。

4.
教科書・参考書

 『中国語への道―浅きより深きへ―』内田慶市 他編著 金星堂 2016年

5.
準備学修の内容

 各課の予習と復習は必ずやること。

6.
その他履修上の注意事項

 今現在の国際状況(国と国の関係)に影響されることなく、高い視点で中国語の将来性を見据えて、高い志を持って中国語を勉強することを期待する。中国語のみでなく、中国文化や中国に関する情報・知識に対し、ハングリーな精神と高い意欲を持ち、生き生きと学習することを期待する。中国語で表現することに慣れるように、まずテキストの本文を熟読または丸暗記できるまで声を出して朗読するのが望ましい。中国語で表現することに、間違いを恐れず、恥ずかしがらずに積極的に表現すること。また、単語や習ったセンテンスをマメにノートに書き写すこと。中国語で日記を書くことも上達の近道である。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 ガイダンス(授業の進め方・成績の評価の仕方・学生への要望)
【第2回】
 第7課 文法の解説と会話練習
【第3回】
 第7課 応用練習・発展練習とリスニング
【第4回】
 第8課 文法の解説と会話練習
【第5回】
 第8課 応用練習・発展練習とリスニング
【第6回】
 第9課 文法の解説と会話練習
【第7回】
 第9課 応用練習・発展練習とリスニング
【第8回】
 中間テスト
【第9回】
 第10課 文法の解説と会話練習
【第10回】
 第10課 応用練習・発展練習とリスニング
【第11回】
 第11課 文法の解説と会話練習
【第12回】
 第11課 応用練習・発展練習とリスニング
【第13回】
 第12課 文法の解説と会話練習
【第14回】
 第12課 応用練習・発展練習とリスニング
【第15回】
 まとめと期末テスト