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授業の概要(ねらい) |
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近年の日本経済は成長の歩みを止め、外需(外国の需要)に頼らざるを得ない状況になっています。そこで、本セミナー では、政府が行う輸出振興戦略や海外需要開拓戦略、インバウンドに関わる政策(外国人観光客誘致策)等に着目し、その成否を考えたいと思います。 前期のセミナーでは、成長産業の動向やクール・ジャパン戦略、観光客誘致策等から各自がテーマを選び、主体的に学修を深めていきます。また、情報収集・共有・統合といった学修プロセスを意識づけるため、TBL(Team-Based Learning)、PBL(Project-Based Learning)の手法を用いて、チーム作業を進め、チーム・プレゼンを行います。就職活動の準備にもなるので、主体的、協調的な態度で、セミナーに参加してください。 後期のセミナーでは、前期の情報を活用し、個人でプレゼン及びレポート作成の準備を進めます。中間報告と最終報告を実施し、各自が選択したテーマの理解を深めます。日本語の文献だけでなく、「Nikkei Weekly」等の英字新聞や「Time」、「Newsweek」等の一般誌、「The Economist」、「Bloomberg Businessweek」等の経済・経営系雑誌の記事も併読し、完成度の高いプレゼンの実施及びレポートの作成を目指してください。
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2. |
授業の到達目標 |
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本セミナーでは、日本経済の成長戦略における幅広い政策を学修します。また履修者自らが、テーマを選択し、プレゼンを準備・実施しますので、以下の具体的な到達目標を意識して、学修してください。 (1)自ら選択した成長戦略のテーマに関して、十分に説明できる。 (2)そのテーマに関する英文記事を適切に解釈できる。 (3)プレゼンの準備を通して、情報収集、選択、活用の方法を学ぶ。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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プレゼンテーション(中間報告・最終報告) 40% プレゼンに向けた情報収集(授業外学修) 30% レポートの作成 30% 詳細な成績評価の規準・基準は、オリエンテーション時に説明します。出席が70%未満の場合は、パフォーマンスにかかわらず、不合格とします。
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4. |
教科書・参考書 |
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テキストは特に指定しません。必要に応じて、資料(和文・英文)を配付します。推奨テキスト、参考文献は、適宜紹介します。
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5. |
準備学修の内容 |
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配布資料などの予習及び復習を、授業時間外に着実にこなしてください。授業ごとに翌週までに準備すべき事項を示します。また、プレゼンのための情報収集とレポート作成の準備を授業外に積極的に進めてください。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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履修者数、履修者の経済・経営リテラシー・英文読解力等のレベルによって、セミナーの構成および実施方法を変更する場合があります。その際には、履修者の皆さんと相談の上、方針を決定します。 前期と同様に、経済学・経営学の基本知識を前提としますので、既に学修した経済・経営関連科目を十分に復習しておいてください。また、本セミナーでは、経済・経営系の英文も読みますので、英文法、英文読解の学修も主体的に深めてください。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | オリエンテーション。後期セミナーの予定の紹介、セミナーで扱うトピックスの復習等。 | 【第2回】 | 履修者の進捗状況を確認し、各自の最終テーマの決定。 | 【第3回】 | 個人プレゼン・レポート作成の準備(1) | 【第4回】 | 個人プレゼン・レポート作成の準備(2) | 【第5回】 | 個人プレゼン・レポート作成の準備(3) | 【第6回】 | 個人プレゼン・レポート作成の準備(4) | 【第7回】 | 中間報告(1) | 【第8回】 | 中間報告(2) | 【第9回】 | 中間報告(3) | 【第10回】 | 最終プレゼン・レポート完成に向けての準備(1) | 【第11回】 | 最終プレゼン・レポート完成に向けての準備(2) | 【第12回】 | 最終プレゼン・レポート完成に向けての準備(3) | 【第13回】 | 最終プレゼン(1) | 【第14回】 | 最終プレゼン(2) | 【第15回】 | 最終プレゼン(3) |
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