Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

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フランス語文法 II ル・ルー ブレンダン
必修  1単位
【外国語】 17-1-1410-3402-12

1. 授業の概要(ねらい)

 これまでに習得したフランス語に関する知識を確認しながら,さらにフランス語の文法に関する理解力(compréhension)・分析力(analyse)を鍛えていくことを目的とします。
 文法に関する理解力・分析力を鍛えていくために,フランス語の難度の高い文章の構造を少しずつ分析する力を育むことがこの授業の主たる内容となります。そのため,文章にはどのようなものがあるのかというところから始まり,単語の様々な品詞(nature)を確認してから,それらの単語が文章においてどのような役割(fonction)を果たしているのかをパズルのように少しずつ学習していきます。
 2年次の授業なのでこの授業はできるだけフランス語で進めていき,フランスの小学生の身になって文法を学習していきます。
 また,発音以外でフランス語の最も難しい点の一つと言える動詞の活用を繰り返し練習することが非常に重要なので,フランス語文法Ⅰとフランス語文法Ⅱにおいて,動詞の活用に関する小テストを定期的に行います。

2.
授業の到達目標

 フランス語の文法に関する理解力・分析力,そしてフランス語の文章の構造を少しずつ分析する力を育むことがこの授業の主な目標です。
 フランスの小学校5~6年生と同レベルの文章の理解力・分析力を身につけましょう!

3.
成績評価の方法および基準

 ・中間と期末試験:約50%
 ・小テスト(抜き打ちあり)・宿題:約30%
 ・出席点:約20%
 尚,出席点は減点方式です。1回(無断で)休むと10点減点で,5回欠席で単位取得不可(R判定)となります。遅刻は2回につき欠席1回として見なします。

4.
教科書・参考書

 フランスの小学校のフランス語の教科書から適宜プリント配布。

5.
準備学修の内容

 次の授業までに前の授業の内容を復習することが上達への第一条件!
 動詞の活用を常に復習すること(小学生が漢字を勉強するのと同じような感じで!)。
 宿題を提出してもらうことが多いので,常に時間をかけて宿題をきちんとやっておきましょう。

6.
その他履修上の注意事項

 言語というものは,他の科目と違い,教科書や他人のメモを見るだけで覚えられるものではないので,欠席すると大変なことになってしまいます。フランス語は自分で聞いて理解し,自分で口にし,はじめて身に付くものなので,毎回授業に積極的に参加することは最も重要なことで成功への鍵です。
 授業の内容と無関係な私語は、意欲ある学生のやる気を妨げるような行為なので、禁止です。
 尚,授業の進み具合によって,上記の内容と授業計画を変更することもあります。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 前期の期末試験直しと前期の復習
【第2回】
 Leçon 6: Noyau nominal ① Déterminants
【第3回】
 Leçon 6: Noyau nominal ② Adjectifs indéfinis
【第4回】
 Conjugaison: Conditionnel passé
【第5回】
 Leçon 7: Noyau nominal ③ Complément du Nom
【第6回】
 Leçon 7: Noyau nominal ④ Adjectif épithète
【第7回】
 Leçon 7: Noyau nominal ⑤ Pronoms relatifs 1
【第8回】
 まとめと中間テスト
【第9回】
 Leçon 7: Noyau nominal ⑥ Pronoms relatifs 2
【第10回】
 Leçon 8: Passif et complément d'agent ①
【第11回】
 Leçon 8: Passif et complément d'agent ②
【第12回】
 Conjugaison: Subjonctif passé
【第13回】
 Leçon 9: Participe passé
【第14回】
 Leçon 10: Participe présent et adjectif verbal
【第15回】
 まとめと期末試験