Web Syllabus(講義概要)

　春期に続いて II ではスペインの食事、祝祭日、家族や冠婚葬祭についてのトピックを読み、特に後半からは接続法現在形を使ったさまざまな文章を学びます。春期に引き続きニュースや動画やプリントによる補助教材も使いながら、テキストで取り上げられたトピックについて解説を行い、総合的な理解力をつけられるように学習を進めます。

　スペイン語で情報収集ができるようになること、そしてテキストの表現を利用して、日本の社会、文化、生活習慣などを簡単なスペイン語で発信できるようになることを目指します。

　40％　期末試験（聞き取り・書き取りを含む記述式）
　30％　中間試験（聞き取り・書き取りを含む記述式）
　30％　平常点　 （授業参加・単語テスト・宿題など）

　テキスト：
　『España: De todo un poco』邦題 『スペイン　社会と文化を巡る』 マヌエラ・アルマラス／菅原昭江著　白水社 ISBN978-4-560-01681-7
　参考文献：
　『極める！スペイン語の接続法ドリル』 菅原昭江著　白水社　ISBN978-4-560-08710-7
　『これならわかるスペイン語文法　入門から上級まで』 廣康好美著　NHK出版　ISBN978-4-14-035140-6

　文法は授業を受けただけではすぐ使えるようにはなりません。参考文献に挙げた問題集や文法書などを利用しながら繰り返し練習をして下さい。
　各回の授業内容は進行状況によって一部変更になる場合があるので、予習や宿題については授業で案内します。特にLectura には難しい単語や長文が出てきますので、和訳をノートに書いてから授業を受けるようにしましょう。また宿題は期限を守って提出してください。

　外国語の勉強はひとつひとつ知識を積み重ねることが重要です。わからないところは授業中に質問してしっかり理解しましょう。また西和辞典（必要であれば和西辞典も）は必ず持参して下さい。そして各自で世界遺産、料理、スポーツ、美術、音楽など興味のあるテーマをできるだけ多く見つけることと、スペイン語の背景にある社会や文化を知ることも大切にして下さい。