Web Syllabus(講義概要)

　初級で学習した基本文法をひととおりまとめ、その中の定着しにくいものや一年次消化不良の文法事項を取り上げて、復習しながら新しい文法項目へと、無理なく学習していきます。自然な日常会話の練習を通して、表現の適切さ・会話の流暢さ・文法の正確さにバランスよく力を入れて、中国語の「聞く・話す・読む・書く」という総合運用力を高めていくことを目指します。
　基本的には各課の文法に相応しい会話場面を設定して、文法項目の意味を理解させた後に、書面のトレーニング問題と解いてみます。最後に、繰り返し口頭練習して、文法項目を定着させていく形式で授業を進めていきます。

　学習者の中国語コミュニケーション能力を高め、中国語検定試験3級に合格させることを目指します。

　小テスト（30％）、期末試験（60％）、出席率及び授業参加度（10％）を総合的に考慮して評価します。
　なお、出席回数が3分の2に満たさない学生は、評価対象となりません。

　『中国語つぎへの一歩』　尹 景春　竹島 毅　著　　白水社

　課毎に、90分以上かけて下記のように自宅学習しましょう。
　・授業前、付属CDを活用して単語の発音と漢字の書き方をしっかり覚え、会話練習もしてみます。
　・授業後、文法項目の練習問題を解いて、自然に話せるように繰り返し会話練習します。
　・本文の書き取り練習を徹底にします。

　・中国語の辞書を用意すること（電子辞書可）。
　・『中国語文法Ⅰ』を履修済みの学生を対象とします。