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授業の概要(ねらい) |
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本講義は、ヨーロッパを代表する国フランスの社会を概観し、ブランド品や美食などのステレオタイプに収まらない現代フランス社会の実情を、生活習慣、教育問題、女性観、結婚観、仕事観、移民問題、テロなどの国際情勢も含め、様々な切り口から読み解いていきます。遠い異国の情勢が身近に感じられるよう、新聞・雑誌の風刺画を中心に、映画、テレビ、CM、流行歌など、視聴覚に訴えるメディアを通じてわかりやすく解説します。
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2. |
授業の到達目標 |
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(1)フランスの現代社会に関する基礎知識を身に付ける。 (2)フランスの現代社会について簡単な説明記述ができる。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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期末試験(70%)と受講シート(30%)で総合的に評価します。
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4. |
教科書・参考書 |
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・随時講義内容に合わせたワークシート配布。 ・三浦信孝、西山教行編著『現代フランス社会を知るための62章』(明石書店、2010年)他、初回授業で参考文献リスト配布の予定です。
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準備学修の内容 |
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興味を持った事柄について積極的に調べ、理解に努めて下さい。
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その他履修上の注意事項 |
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・普段からフランスで何が起こっているか、ニュースを通じて興味を持って下さい。フランスについての入門書やインターネットなど身近なツールで、教養としてのフランス文化・フランス事情を積極的に吸収して下さい。 ・学生証忘れは欠席とみなしますので、必携のこと。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | ガイダンス/フランスの最新ニュースを知る | 【第2回】 | フランスのイメージとその実像 | 【第3回】 | フランスのシンボルと歴史の偉人たち | 【第4回】 | フランスの教育制度 | 【第5回】 | フランス人と女性・結婚・家庭 | 【第6回】 | フランス人の仕事観…35時間労働、バカンス、税金大国、年金制度 | 【第7回】 | デモとストライキの伝統 | 【第8回】 | 移民大国フランス | 【第9回】 | 共和国の意味 | 【第10回】 | フランスの政治制度と戦後の歴代大統領 | 【第11回】 | フランスの核政策 | 【第12回】 | フランスの企業と経済戦略 | 【第13回】 | フランスとアメリカ…アルテルモンディアリズムとは | 【第14回】 | ヨーロッパの中のフランス…欧州のリーダー | 【第15回】 | 前期のまとめと試験 ※以上はあくまで予定ですので、変更の可能性があります。 |
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