Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

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イタリア文化論 I 福山 佑子
選択  2単位
【外国語】 17-1-1410-4191-01

1. 授業の概要(ねらい)

 イタリアの首都であるローマには、古代から現在に至る様々な時代に建設された建物が至る所に遍在しています。ローマ時代に皇帝によって建てられたモニュメント、教皇によって建てられた中世の教会建築、ルネサンス期のモニュメントや建築、イタリア統一やファシズム期の建物、そして現代建築など、都市ローマの景観には歴史の変遷の痕跡がしっかりと残されています。この都市ローマに現在でも残されている景観を手がかりとして、過去と現在が同居するローマの歴史の重なりを考えます。また、ローマを中心としたイタリアの歴史についても概観していきます。

2.
授業の到達目標

 ・イタリアについての基礎知識を身につける
 ・都市ローマの歴史の重層性を学ぶ
 ・現在と過去との繋がりを理解する

3.
成績評価の方法および基準

 平常点(コメントシート、出席、授業についての質問等)40%、期末試験60%

4.
教科書・参考書

 授業の中で適宜指示します。

5.
準備学修の内容

 授業後には配布した資料に再度目を通し、内容をきちんと理解した上で次回の授業に参加してください。

6.
その他履修上の注意事項

 毎回、授業の終わりには授業内容についてのコメントシートを提出してもらいます。その際、感想だけではなく、授業で感じた疑問や質問を積極的に記入してください。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 オリエンテーション 都市ローマの「重なり」
【第2回】
 古代のローマ1
【第3回】
 古代のローマ2
【第4回】
 古代のローマ3
【第5回】
 古代から中世へ
【第6回】
 中世のローマ1
【第7回】
 中世のローマ2
【第8回】
 近世のローマ1
【第9回】
 近世のローマ2
【第10回】
 近世のローマ3
【第11回】
 イタリア統一と首都ローマ
【第12回】
 ムッソリーニとローマ
【第13回】
 現代のローマ1
【第14回】
 現代のローマ2
【第15回】
 理解度の確認