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授業の概要(ねらい) |
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オセアニア地域の文化や社会について取り上げます。そもそも、オセアニアは他地域に比べ、日本ではあまり学習機会に恵まれているとは言い難い状況です。しかし、他方で、オーストラリアやニュージーランドはもちろんのこと、ハワイやグアム、タヒチやニューカレドニアなど、オセアニアは日本人にとって人気の渡航地域の一つです。そんなオセアニアの歴史や一般事情を理解したうえで、とくにニュージーランドおよび他の太平洋諸島を取り扱います。この地域の特徴的な風土や文化を学び、地域の直面する社会問題についても理解を深め、日本やアジアとの関係についても考えていく予定です。
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2. |
授業の到達目標 |
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①ニュージーランドの文化と社会の概要を説明できる ②その他の太平洋諸島の文化と社会の概要を説明できる ③オセアニア地域における文化と社会的課題について指摘できる
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成績評価の方法および基準 |
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授業に対するリアクションペーパー(30%)、期末試験(70%)の割合で評価し、その基準は以下の通りです。 S(90点以上)=上記の到達目標のすべてをすぐれた水準で達成。 A(80点以上)=上記の到達目標のすべてを一定の水準で達成し、2つをすぐれた水準で達成。 B(70点以上)=上記の到達目標のすべてを一定の水準で達成し、1つをすぐれた水準で達成。 C(60点以上)=上記の到達目標のすべてを一定の水準で達成している。 F(59点以下)=上記の到達目標の一つ以上を一定の水準で達成できていない
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4. |
教科書・参考書 |
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<テキスト> なし(プリント配布) <参考書> 主なものは以下参照、その他適宜紹介します。 青柳まちこ(編著)『ニュージーランドを知るための63章』明石書店 2008 印東道子(編著)『ミクロネシアを知るための60章』明石書店 2015 橋本和也/佐藤幸男(編)『観光開発と文化―南からの問いかけ』世界思想社 2003 山本真鳥(編)『オセアニア史』山川出版社 2008 吉岡 政德、石森大知(編著)『南太平洋を知るための58章―メラネシア ポリネシア―』明石書店 2010
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準備学修の内容 |
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配布プリントを参考に、次回の授業で取り扱う専門用語等を事前に調べておくこと。授業のはじめに、前回の授業内容に関する質問に答えてもらう予定なので、十分に復習を行うこと。
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その他履修上の注意事項 |
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歴史、地理、文化などのオセアニアの一般事情を理解することに加え、地域の直面する社会問題を論理的に分析してみたい人に適しています。そのためにも、受講生の人数やニーズに応じて可能であれば、ワークショップなど課題解決型のアクティブラーニングも導入していく予定です。各回の授業内容はあくまでも目安です。受講生の理解度や関心も加味し、適宜修正していきます。
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各回の授業内容 |
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【第1回】 | ガイダンス―受講の心得、講義内容の説明、オセアニア研究の意義と目的 | 【第2回】 | オセアニア地域の概要 | 【第3回】 | ニュージーランドの一般的概要 | 【第4回】 | 先住民マオリの歴史と文化 | 【第5回】 | ニュージーランド建国の歴史 | 【第6回】 | ニュージーランドの政治経済事情 | 【第7回】 | ニュージーランドの社会、福祉、教育事情 | 【第8回】 | ニュージーランドの文化とスポーツ | 【第9回】 | ニュージーランドの観光と映画産業 | 【第10回】 | メラネシア、ポリネシア、ミクロネシアの島々 | 【第11回】 | メラネシア、ポリネシア、ミクロネシアの文化と観光 | 【第12回】 | オセアニアにおけるエスニシティ問題と多文化主義 | 【第13回】 | オセアニアにおける経済開発と伝統文化の相克と調和 | 【第14回】 | オセアニアと世界、アジアおよび日本との関係 | 【第15回】 | まとめ―21世紀におけるオセアニア地域の展望、試験へむけて |
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