Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

ひとつ前のページへ戻る 教授名で検索

 
プレ・セミナー II クラウス フィリップ マヌエル
必修  2単位
【外国語】 17-1-1410-4484-10

1. 授業の概要(ねらい)

 この授業では、まずドイツ語の文章を正しく理解するためにどのような文法的な知識が必要なのか、正確に教えます。音声学、統語論、意味論を踏まえて、日本人ドイツ語学習者の困難点を克服するためのテキスト理解手引を紹介します。様々なテキストジャンルを取り扱って、そのテキストを音読したり、正しく独文和訳したりすることが授業の目標です。音読を練習するために、ドイツ人母語話者が音読してくれたCDを配布し、独文和訳で絶望しないように単語リストと解説もあります。こうした道具を使い、あとは少しだけ努力すれば、半年以内、ドイツ人と同じように時事的なテキストを音読し、理解できるようになります。

2.
授業の到達目標

 ドイツ語能力をより生かすため、ドイツ語の時事的なテキストを音読したり、独文和訳したりします。その際、日本人ドイツ語学習者が苦労するドイツ語の文法事項を丁寧に教え、みなさんのドイツ語能力を半年以内に上達させます。

3.
成績評価の方法および基準

 独文和訳:40%、期末試験:30%、平常点(出席、クラス参加、グループ作業の成果等):30%

4.
教科書・参考書

 授業で必要な資料を配布します。
 参考文献は以下の文法書を用いるのが望ましいです:
  中島悠爾・平尾浩三・朝倉巧(著)『必携ドイツ文法総まとめ』改訂版。白水社、2003年。

5.
準備学修の内容

 その週に取り扱ったテキストの独文和訳を作り、配布された音声のCDを使って、耳をドイツ語に慣らせる。

6.
その他履修上の注意事項

 ドイツ語のテキストを読み、正確な発音を身に付け、独文和訳を通してドイツ語と日本語の文法よりはっきり知りたい学生に向いている授業です。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 授業のガイダンス
【第2回】
 Der rettende Einfall(1)の独文和訳
【第3回】
 Der rettende Einfall(2)の独文和訳
【第4回】
 Nihilit(1)の独文和訳
【第5回】
 Nihilit(2)の独文和訳
【第6回】
 Der Zirkus brennt(1)の独文和訳
【第7回】
 Der Zirkus brennt(2)の独文和訳
【第8回】
 Das Schachspiel(1)の独文和訳
【第9回】
 Das Schachspiel(2)の独文和訳
【第10回】
 Das Geschenk der Erde(1)の独文和訳
【第11回】
 Das Geschenk der Erde(2)の独文和訳
【第12回】
 Der Affe als Schiedsrichter(1)の独文和訳
【第13回】
 Der Affe als Schiedsrichter(1)の独文和訳
【第14回】
 理解度の確認
【第15回】
 まとめと試験