Web Syllabus(講義概要)

　TOEIC TESTは就職活動などの際、英語運用能力を表すのに利用される機会が多く、現在、英語資格試験の中でも最も人気のあるものの一つです。この授業は、TOEICに関心をもち、挑戦したいと考えているものの、まだその内容をよく知らない人や、参考書や問題集を多少解いてはみたけれど思うようにできなかった人など、TOEIC初心者のための入門クラスです。対象者は、およその基準として、英検３級、TOEICスコア300－350レベルを想定しています。
　春期セメスターでは、教科書の内容に則してTOEICテストの概要を把握し、徐々にステップアップを図ります。
　授業手順は、次の通りです。
　授業前に十分に教科書の予習を行ったうえで出席する。
　（１）前回の授業内容の復習小テスト（文法・ボキャブラリー）を行い、解答を見て自己採点する。（10分程度）
　（２）教科書UNITのTOEIC模擬問題を「学習記録用紙」（解答用紙）に記入し、解答・解説を聞いて自己採点して提出する。（60分程度）
　（３）（クラス全体の理解度に応じて）追加の問題などを解き、解答を聞いて自己採点を行う（10分程度）
　授業後は、毎回復習のためにLMS（eラーニング）のボキャブラリー小テストを行う。
　また随時、ALC（eラーニング）の「TOEICテスト演習2000コース」で達成度を診断する。

　春期セメスターの目標は、次の通りです。
　（１）授業の予習・復習を含めて、継続的・習慣的な学習態度を身につける。（英語力を伸ばす基本です。）
　（２）TOEICテストのPart１からPart７までの各パートの問題形式に慣れる。
　（３）問題の答えを確認して理解するだけでなく、教科書中のすべての語彙や表現を完全に覚える。
　（４）リスニング問題については、英語音声を聞いて、センテンスを反復して言えるようにする。
　（５）TOEICスコア400レベルの総合力をつける。

　（１）全15回の授業中10回以上の出席を成績評価のための必要最低条件とします。
　（２）開始時刻から10分を過ぎた入室は遅刻になります。遅刻は３回ごとに欠席１回としてカウントします。
　（３）成績評価は、平常点（学習記録用紙等の提出物、eラーニング課題の実施状況）50％、中間・期末試験50％とし、総合的に判定します。
　（４）期末テストを欠席した場合は、平常点ならびに中間テストの結果によって成績評価を行うものとします。中間テスト、期末テストの両方を受けていない場合は、成績評価の対象になりません。

　教科書：『はじめての新TOEICテスト』（朝日出版社）

　毎回の授業の予習・復習として、次の項目を実施する。２時間以上学習する。
　（１）該当するUNITのリスニング問題およびリーディング問題を解答する。
　（２）UNIT中のすべてのボキャブラリーの発音と意味がわかるようにしておく。わからないものは辞書で調べてノートをとる。
　（３）UNIT中のすべての英文を通して音読する。（以上、予習）
　（４）LMSを使ってボキャブラリー小テストを行う。
　（５）随時、ALCの「TOEICテスト演習2000」コースを利用して、TOEICスコアの自己診断を行う。（以上、復習）

　（１）必ず第１回の授業から出席してください。初回の出席者が多数の場合、最大100名となるよう抽選等を行って履修者を決定します。初回欠席者や抽選に漏れた人は、履修登録をしてもR評価となります。
　（２）出席は「完全カードリーダー制」です。入室時と退室時に学生証をカードリーダーに当てて読み取らせてください。学生証忘れや学生証の当て忘れにはくれぐれも注意してください。学生証を忘れた場合は、授業時にその旨を申し出た上で、指定の手続きをしない限り、出席として認定しません。
　（３）忌引きを含む公欠については、指定の手続きをした場合に限り、通常の出席として認定します。
　（４）交通機関の遅延などの不可抗力による遅刻については、授業時にその旨を申し出た上で、指定の手続きをした場合に限り、通常の出席として認定します。