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授業の概要(ねらい) |
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この授業は、国際コミュニケーションⅠ(ドイツ語)を修了した学生を対象とした初級ドイツ語の授業です。 1年間、国際コミュニケーションⅠを受けて、格変化など、複雑なドイツ語文法にも少しずつ慣れてきたかと思います。語学は継続的に学習するのが何よりも大切ですので、Ⅰを受講された方は是非、この授業を受講するようにしてください。 授業はテキストの構成に従って、各課とも、会話文・文法問題・簡単な会話練習・聞き取り・文章読解の順で進めていく予定です。授業の前半部はⅠで学習した事項を確実に定着させるために、多くの練習問題や文章読解をこなしていきます。後半部には、過去形・現在完了形などの項目を中心に学習します。 ほぼ毎回、宿題や小テストを課しますので、自宅での学習が必要になります。また授業では発音を重視しますので、しっかり声に出して発音する習慣をつけるようにしてください。
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授業の到達目標 |
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・基本的な文法項目を確実に習得するとともに、それらを状況に応じて柔軟に運用することができる。 ・ドイツ語の文章を正確な発音でスムーズに読むことができる。 ・日常の基本的な会話表現を覚え、パートナーと簡単な会話をすることができる。
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成績評価の方法および基準 |
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①平常点(小テストを含む) … 約30% ②定期試験(中間試験・期末試験) … 約70%
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教科書・参考書 |
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『シュトラーセ・ノイ Ver.2.0』 原 雅久著 朝日出版社(Ⅰとは異なるテキストです) 独和辞典も必ず持参のこと(電子辞書も可)
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準備学修の内容 |
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ほぼ毎回、練習問題などの宿題を課しますので、自宅での学習が必要です。また格変化や動詞の活用、重要単語などの小テストを随意行います。その際は、自宅でしっかりと覚えてくる必要があります。
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その他履修上の注意事項 |
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・この「国際コミュニケーションⅡ」は通年で受講することで、はじめて初級文法を修了できるように設定されています。ですので、このⅡ-Ⅰを受講された方は、原則として、Ⅱ-Ⅱも受講するようにしてください。 ・この授業は、教養科目としてのドイツ語の授業ですので、外国語学部ドイツ語コースの学生は原則として履修が認められません(履修登録をしても評価外として扱われます)。ただし、単位取得を要件としない受講は認められます。 ・語学はただ知識として習得するだけではあまり意味がありません。実際に自分で声に出して、相手に伝わることが大切です。従って授業では、発音・会話練習を重視しますので、大きな声で発音する習慣をつけてください。
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各回の授業内容 |
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【第1回】 | ガイダンス Lektion 1A 動詞の現在人称変化の復習 | 【第2回】 | Lektion 1B sein, haben の人称変化の復習 | 【第3回】 | Lektion 2A 冠詞の格変化の復習 | 【第4回】 | Lektion 2B 不定冠詞類(所有冠詞)・定冠詞類の復習 | 【第5回】 | Lektion 3A 動詞の不規則人称変化の復習 | 【第6回】 | Lektion 3B 人称代名詞の復習 | 【第7回】 | まとめと中間試験 | 【第8回】 | Lektion 4A 前置詞の復習 | 【第9回】 | Lektion 4B 助動詞の復習 | 【第10回】 | Lektion 4B 分離動詞の復習 | 【第11回】 | Lektion 5A 三基本形 | 【第12回】 | Lektion 5A 現在完了形(1) | 【第13回】 | Lektion 5A 現在完了形(2) | 【第14回】 | Lektion 5B 過去形 | 【第15回】 | まとめと期末試験 |
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