Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

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国際コミュニケーション II - I (ドイツ語) 宇多 浩
選択  2単位
【言語科目】 17-1-1501-0738-05

1. 授業の概要(ねらい)

 この授業は、国際コミュニケーションⅠ(ドイツ語)を修了した学生を対象とした初級ドイツ語の授業です。
 1年間、国際コミュニケーションⅠを受けて、格変化など、複雑なドイツ語文法にも少しずつ慣れてきたかと思います。語学は継続的に学習するのが何よりも大切ですので、Ⅰを受講された方は是非、この授業を受講するようにしてください。
 授業はテキストの構成に従って、各課とも、会話文・文法問題・簡単な会話練習・聞き取り・文章読解の順で進めていく予定です。授業の前半部はⅠで学習した事項を確実に定着させるために、多くの練習問題や文章読解をこなしていきます。後半部には、過去形・現在完了形などの項目を中心に学習します。
 ほぼ毎回、宿題や小テストを課しますので、自宅での学習が必要になります。また授業では発音を重視しますので、しっかり声に出して発音する習慣をつけるようにしてください。

2.
授業の到達目標

 ・基本的な文法項目を確実に習得するとともに、それらを状況に応じて柔軟に運用することができる。
 ・ドイツ語の文章を正確な発音でスムーズに読むことができる。
 ・日常の基本的な会話表現を覚え、パートナーと簡単な会話をすることができる。

3.
成績評価の方法および基準

 ①平常点(小テストを含む) … 約30%
 ②定期試験(中間試験・期末試験) … 約70%

4.
教科書・参考書

 『シュトラーセ・ノイ Ver.2.0』 原 雅久著 朝日出版社(Ⅰとは異なるテキストです)
  独和辞典も必ず持参のこと(電子辞書も可)

5.
準備学修の内容

 ほぼ毎回、練習問題などの宿題を課しますので、自宅での学習が必要です。また格変化や動詞の活用、重要単語などの小テストを随意行います。その際は、自宅でしっかりと覚えてくる必要があります。

6.
その他履修上の注意事項

 ・この「国際コミュニケーションⅡ」は通年で受講することで、はじめて初級文法を修了できるように設定されています。ですので、このⅡ-Ⅰを受講された方は、原則として、Ⅱ-Ⅱも受講するようにしてください。
 ・この授業は、教養科目としてのドイツ語の授業ですので、外国語学部ドイツ語コースの学生は原則として履修が認められません(履修登録をしても評価外として扱われます)。ただし、単位取得を要件としない受講は認められます。
 ・語学はただ知識として習得するだけではあまり意味がありません。実際に自分で声に出して、相手に伝わることが大切です。従って授業では、発音・会話練習を重視しますので、大きな声で発音する習慣をつけてください。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 ガイダンス
 Lektion 1A 動詞の現在人称変化の復習
【第2回】
 Lektion 1B sein, haben の人称変化の復習
【第3回】
 Lektion 2A 冠詞の格変化の復習
【第4回】
 Lektion 2B 不定冠詞類(所有冠詞)・定冠詞類の復習
【第5回】
 Lektion 3A 動詞の不規則人称変化の復習
【第6回】
 Lektion 3B 人称代名詞の復習
【第7回】
 まとめと中間試験
【第8回】
 Lektion 4A 前置詞の復習
【第9回】
 Lektion 4B 助動詞の復習
【第10回】
 Lektion 4B 分離動詞の復習
【第11回】
 Lektion 5A 三基本形
【第12回】
 Lektion 5A 現在完了形(1)
【第13回】
 Lektion 5A 現在完了形(2)
【第14回】
 Lektion 5B 過去形
【第15回】
 まとめと期末試験