1. |
授業の概要(ねらい) |
|
本授業は哲学入門の授業です。例えば「私は考える、ゆえに私は存在する」(デカルト)や「無知の知」(ソクラテス)のような、一般的にもよく知られている命題(つまり文章)や概念(つまり単語)が、もともとどのような文脈で、どのような意味で語られているのか、グループワークを通して調べ、その結果を発表してもらいます。そのことを通して哲学の世界に慣れ親しむことが本授業のねらいです。どのようなテーマの命題や概念を調べるかは、初回授業で実施するアンケートで決定します。
|
2. |
授業の到達目標 |
|
1.哲学書講読に貢献することができる。 2.発表に貢献することができる。 3.哲学書の内容について疑問や関心を抱き、それを教員に提示することができる。
|
3. |
成績評価の方法および基準 |
|
1.哲学書講読に関する評価(自己評価:20点、他己評価:20点) 2.発表そのものに関する評価(教員による評価:30点、他の学生による評価:20点) 3.教員への質問・教員との対話:10点
|
4. |
教科書・参考書 |
|
参考書 平凡社『哲学事典』 岩波書店『岩波 哲学・思想事典』 その他については授業中に適宜紹介します。
|
5. |
準備学修の内容 |
|
毎回の授業で宿題を出します。
|
6. |
その他履修上の注意事項 |
|
原則として、初回授業に参加した学生のみ、履修を許可します。
|
7. |
各回の授業内容 |
|
【第1回】 | イントロダクションとアンケート | 【第2回】 | テーマ決定 | 【第3回】 | グループの形成 | 【第4回】 | 哲学者の生涯と主著を調べる | 【第5回】 | テーマに関連する事項を哲学事典で調べる(1) | 【第6回】 | テーマに関連する事項を哲学事典で調べる(2) | 【第7回】 | テーマに関連する入門書を読む(1) | 【第8回】 | テーマに関連する入門書を読む(2) | 【第9回】 | 哲学書原典を読む(1) | 【第10回】 | 哲学書原典を読む(2) | 【第11回】 | 哲学書原典を読む(3) | 【第12回】 | 哲学書原典を読む(4) | 【第13回】 | 発表準備をする(1) | 【第14回】 | 発表準備をする(2) | 【第15回】 | 発表 |
|