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授業の概要(ねらい) |
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「正しく考える」とはどのようなことでしょうか。どのような条件の下で人間の思考は正しく展開されるのでしょう。人間の思考が正しく展開される条件について問う学問が論理学です。したがって、論理学は、筋道だった議論を構築したり、間違った主張を批判したりする「自ら考える力」を養うための、最も重要なツールの一つであると言うことができます。本授業では、いわゆる伝統的形式論理学の構成の大枠に従いつつも、日常的な生活レベルにおける事例に即しながら、論理学の基礎を学びます。具体的には、伝統的形式論理学の中心課題である推理論と現代論理学の初歩を扱います。
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2. |
授業の到達目標 |
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①ある判断が与えられた場合、対当関係にある判断を作り、その真偽を判定することができる。 ②ある判断を換質法、換位法、換質換位法、換質換位の換質法によって変形することができる。 ③ある三段論法が与えられた場合、三段論法の格式、推理としての正誤、誤っている場合にはその誤りの種類を正しく説明することができる。 ④両刀論法にもとづく詭弁を論駁することができる。 ⑤ある命題が与えられた場合、その真理値を求めることができる。
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成績評価の方法および基準 |
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①中間テスト:35点 ②期末テスト:45点 ③宿題:20点 詳細については第1回授業で説明します。
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教科書・参考書 |
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教科書は特に指定しません。参考文献は授業中に適宜紹介します。
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準備学修の内容 |
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毎回の授業で宿題を課しますので、次回の授業冒頭に提出すること。
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その他履修上の注意事項 |
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論理学Ⅰの単位を取得した学生のみ履修を認めます。
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各回の授業内容 |
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【第1回】 | 類比的推理 | 【第2回】 | 対当推理 | 【第3回】 | 変形推理①:換質法と換位法 | 【第4回】 | 変形推理②:換質換位法と換質換位の換質法 | 【第5回】 | 定言三段論法①各種の用語 | 【第6回】 | 定言三段論法②:その規則 | 【第7回】 | まとめとテスト | 【第8回】 | 仮言三段論法①:純粋仮言三段論法 | 【第9回】 | 仮言三段論法②:混合仮言三段論法 | 【第10回】 | 選言三段論法 | 【第11回】 | 両刀論法①:基本的な形式 | 【第12回】 | 両刀論法②:詭弁に対する批判 | 【第13回】 | 現代論理学の基礎①:命題論理学 | 【第14回】 | 現代論理学の基礎②:述語論理学 | 【第15回】 | まとめとテスト |
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