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授業の概要(ねらい) |
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テーマは「2000年代に何が変化したか?―〈変化の論じ方〉編」。 『今どきコトバ事情』(2016)には55個の見出し語がある。いずれも「この10年ほどで話題になった」「現代日本の社会あるいは文化に関連する」コトバであるから、2000年代の何らかの変化を反映していると考えられる。55個の見出し語から、いったいどのような変化が読みとれるだろうか。この問題について、グループワークを通じて明らかにしたい。 授業では受講者を4人ずつグループに分け、グループで何らかの括りを決めて複数の見出し語を取り上げ、その横断的な読解により、関連年表をつくりながら、2000年代に何が変化したかを考えてもらう。期末レポートでは、グループ活動の成果をふまえて、各自がテーマを設定して、「2000年代に何が変化したのか?」を考える。
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2. |
授業の到達目標 |
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・見出し語の説明文をもとに関連年表を作成できる。 ・複数の見出し語を関連させながら社会の変化を説明できる。 ・これらの作業をグループで協力しながらおこない、成果を発表できる。 ・以上の作業をふまえて「2000年代に何が変化したのか」という問いに取り組み、レポート作成する。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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・平常点 20% ・グループ活動 30% ・期末レポート 50%
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教科書・参考書 |
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・井上俊・永井良和編著『今どきコトバ事情―現代社会学単語帳』ミネルヴァ書房、2016年
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準備学修の内容 |
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・授業時間外にグループのメンバーと連絡を取り合ったり、作業を分担したりする。
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その他履修上の注意事項 |
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・受講希望者は第2回までに必ず出席し、第3回にはテキストを持参すること。進行の都合上、第2回まで無断欠席した場合は受講を認めないので注意すること。 ・第2回以降の欠席が5回を超えた場合、期末レポートを受理しないので注意すること。
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各回の授業内容 |
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【第1回】 | オリエンテーション | 【第2回】 | コトバの変化と社会の変化①―今どきコトバに注目 | 【第3回】 | コトバの変化と社会の変化②―テキストの方法論、論理構成 | 【第4回】 | 班作り、関係構築、班のテーマ | 【第5回】 | 見出し語の選択、担当決め、テキスト読み込み | 【第6回】 | 専門家会議(他班の同じ語の担当者)、班に戻り情報共有 | 【第7回】 | 発表準備①、各自メモを持ち寄り班で討論 | 【第8回】 | 発表準備②、プレゼン資料の作成 | 【第9回】 | 発表準備③(MELIC情報学習室など)プレゼン資料の完成 | 【第10回】 | 全体発表① | 【第11回】 | 全体発表② | 【第12回】 | 全体発表③ | 【第13回】 | 期末レポートについて、構想、書き方の注意 | 【第14回】 | 期末レポートの進捗状況を共有 | 【第15回】 | 振り返り、期末レポートの提出 |
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