Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

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法学 I 田中 友梨
【Ⅴ】  2単位
【Ⅴ 法律と政治のしくみを学ぶ】 17-1-1501-3351-01

1. 授業の概要(ねらい)

 裁判は大きく分けて、刑事事件と民事事件があります。
 刑事事件は、刑事裁判のやり方について、また、どのように問題を解決するか学びます。
 民事事件は、身近な問題、何気ないやりとりから始まることもあります。身近な民事事件を例にとって、問題が起きたとき、どのようなルールに従って解決をするかを学びます。
 気になるテーマや気になるニュースがあれば、提案をして下さい。
 みなさんが興味のあるものをテーマに、一緒に授業を作っていきたいと思います。
 ※各回の授業内容のうち、第5回から第13回については、進行状況やみなさんのご意見を聞いて、前後する場合があります。

2.
授業の到達目標

 身近なできごとに潜む法的な問題点に気づくこと、基礎的な法律用語、法知識を前提として、法的思考を修得することを目標とします。

3.
成績評価の方法および基準

 成績評価は期末試験のみです。出席回数は考慮しません。
 6回以上の欠席で期末試験の受験資格はないものとします(救済措置としてのレポート等はありません。)。
 就職活動、公欠(部活の試合や引率)、通院等、合理的な理由がある場合は、所定の届出や証明するものがあれば、出席としますので、すぐに申し出て下さい。
 たまに、出席カードや授業の感想等を書いてもらいます。良い意見や鋭い質問があれば、加点します。
 最終的な成績は、期末試験の点数と授業態度(意見や質問など)で決定します。
 テーマの提案、積極性や授業中のマナーも授業態度として評価の対象とします。

4.
教科書・参考書

 テキスト:『法学講義(平成25年度版)』後藤邦春・著
 参 考 書:『問答式法律相談(法学編)』後藤邦春・著
 ※期末試験では、テキストと参考書のみ持ち込み可(書き込み可)です。
  レジュメを配布することもありますが、レジュメの持ち込みは不可です。

5.
準備学修の内容

 その時のニュースを取り上げることがあるので、テレビや新聞のニュース(特に社会面)に関心を持って下さい。

6.
その他履修上の注意事項

 身近な問題の根底に、法があることを知り、また、これらに興味を持ってみて下さい。
 授業外では、特に課題を設けることはしません。授業時間内に集中して、楽しんで参加して頂ければと思います。気になったテーマがあったら積極的に提案して下さると嬉しいです。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 ガイダンス
【第2回】
 法律と裁判
【第3回】
 条文の読み方等
【第4回】
 民事と刑事
【第5回】
 民事①
【第6回】
 民事②
【第7回】
 民事③
【第8回】
 民事④
【第9回】
 刑事①
【第10回】
 刑事②
【第11回】
 刑事③
【第12回】
 刑事④
【第13回】
 刑事⑤
【第14回】
 まとめと復習
【第15回】
 まとめと期末試験(代替措置はないので必ず受験して下さい。)