1. |
授業の概要(ねらい) |
|
参加型体験学習の新しい様式として注目されているワークショップに関して理解を深める授業です。今年度は、大学周辺地域の物語(日常的エピソードや歴史等)を収集し、それを演劇にしていくワークショップを企画・運営・評価するプロジェクトを進めます。プロの演劇ワークショップ実践者との共同運営になります。 『教育学Ⅰ』と関連が深く、かつ、発展的な内容を扱います。そのため、連続履修を歓迎します。受講者は30名までとし、履修にあたっては第1回目でガイダンスを聞くことを必須とします。履修者が定員を越えた場合は、第1回目に抽選を行いますが、森が担当した『教育学Ⅰ』の受講経験がある者を優先的に受け容れます。
|
2. |
授業の到達目標 |
|
学生は、ワークショップについて歴史的、理論的に理解する。 学生は、ワークショップのデザインについて実践的に理解する。 学生は、ワークショップにおける学習について考察を深める。
|
3. |
成績評価の方法および基準 |
|
授業時の中間課題(30%) 報告会の発表内容(30%) 最終個人レポート(40%)
|
4. |
教科書・参考書 |
|
山内祐平・森玲奈・安斎勇樹『ワークショップデザイン論-創ることで学ぶ-』 松井かおり他『「ドキュメンタリー演劇」の挑戦』
|
5. |
準備学修の内容 |
|
次回の授業のために課題が出ることがあります。 グループワークを多く導入します。授業時間外に行う活動があります。
|
6. |
その他履修上の注意事項 |
|
皆さんの主体的な参与を期待しています。個人での課題の他に、ペアワークやグループワークを多く導入します。責任感を持ってグループワークができる方のみ受け容れます。 ガイダンス(第1回)、発表会(第14回)、報告会(第15回)の参加は、成績判定に関わるため原則必須です。教育実習等が重なる場合にも、この日程に関しては配慮することができませんのでご理解ください。 ガイダンス(第1回)、発表会(第14回)、報告会(第15回)以外の内容及び順番は、進捗により一部変更することがあります。
|
7. |
各回の授業内容 |
|
【第1回】 | ガイダンス(本プロジェクト概要と受講に関する諸注意) | 【第2回】 | グループ分け・地域について調べる | 【第3回】 | 地域について調べる・聞き取りの練習(聞き書き) | 【第4回】 | 聞き取りの結果の共有・地域について調べる | 【第5回】 | 聞き取りの結果の共有・場面を作る(1) | 【第6回】 | 聞き取りの結果の共有・場面を作る(2) | 【第7回】 | 場面を作る(3)・お互いに見せ合う | 【第8回】 | 場面を作る(4)・お互いに見せ合う | 【第9回】 | 場面をブラッシュアップする(1) | 【第10回】 | 場面をブラッシュアップする(2) | 【第11回】 | 並べてつなぐ | 【第12回】 | つなげて演じてみる(1) | 【第13回】 | つなげて演じてみる(2) | 【第14回】 | 発表会 | 【第15回】 | 報告会・振り返り |
|