Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

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解剖学 II 下村 一之
必修  2単位
【スポーツ医療】 17-1-3074-0284-06

1. 授業の概要(ねらい)

 解剖学Ⅰの知識を元に、解剖学Ⅱでは身体器官の詳細な微細構造や各器官の間の連携につき統合的・総合的に学習していく。分野としては、消化器系、内分泌系、泌尿器系、生殖器系、末梢神経系および中枢神経系を中心に学習する。 神経系の学習については、特に集中力を必要とする。その分野の内容の習得にあたっては十分な時間をかけて学習することが必要である。

2.
授業の到達目標

 人の健康やスポーツの専門家としてふさわしい、十分な量の解剖学の知識を習得する。

3.
成績評価の方法および基準

 小テスト(10点x回数)、定期試験(100点)を点数化して合計したうえで評価する。

4.
教科書・参考書

 教科書:1)南江堂 『入門人体解剖学 改定第5版』 藤田恒夫 著 5,000円 ISBN9784524242375
 参考書:1)医学書院 『図解解剖学辞典 第3版』 石川春律 他著 3,360円
     2)『ムーア臨床解剖学』 キースL.ムーア 他著 10,800円 メディカル・サイエンス・インターナショナル
     3)南江堂 『ネッター コンパクト解剖学アトラス』 全2巻 ネッター著 5,184円

5.
準備学修の内容

 指定された教科書の読み込みが必要である。一定の学習時間を各自が自解剖学の習得に向けて確保する必要がある。試験範囲は、授業中の知識・内容以外に、教科書全体からも出題される。

6.
その他履修上の注意事項

 適宜、解剖学に関するビデオを上映する。不慣れな学生もいると思われるが、専門家としては避けることのできない部分であるから、積極的に参加してほしい。
 神経系は難解であり、授業に出席しない学生の習得は難しいと考えられます。必ず出席のこと。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 消化器系① 消化器の構造と機能につき総合的に理解できる。
【第2回】
 消化器系② 消化器の構造と機能につき詳細に専門的に理解できる。
【第3回】
 内分泌系① 内分泌器官の構造と機能につき総合的に理解できる。
【第4回】
 内分泌系② 内分泌器官の構造と機能につき詳細に専門的に理解できる。
【第5回】
 泌尿器①  泌尿器の構造と機能につき総合的に理解できる。
【第6回】
 泌尿器②  泌尿器の構造と機能につき詳細に専門的に理解できる。
【第7回】
 生殖器系① 生殖器系の構造と機能につき総合的に理解できる
【第8回】
 生殖器系② 生殖器系の構造と機能につき詳細に専門的に理解できる
【第9回】
 末梢神経① 末梢神経系の構造と機能につき総合的に理解できる。
【第10回】
 末梢神経② 末梢神経系の構造と機能につき詳細に専門的に理解できる。
【第11回】
 中枢神経① 中枢神経系の構造と機能につき総合的に理解できる。
【第12回】
 中枢神経② 中枢神経系の構造と機能につき詳細に専門的に理解できる。
【第13回】
 筋肉系:総合 筋肉の機能や連携につきを詳細に専門的に理解できる。
【第14回】
 まとめ・DVD学習・予備日(消化器や生殖器の構造や機能について動画で理解を深める)
【第15回】
 まとめと試験(予定)