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授業の概要(ねらい) |
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スポーツ指導者として求められる理想像について理解を深めるとともにスポーツを文化として捉え、スポーツを通して対象者に何を伝えられるかを考えながら、より安全で競技力向上を目指したスポーツ指導計画・評価方法等の概念を理解する。ここでは、指導者論IIとして特に競技者に対しての育成・指導法を中心に行いますので、スポーツのみならず、一般社会における集団は、その集団の形成過程においてさまざまな目的・構成・機能を持っていることを理解する。
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2. |
授業の到達目標 |
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1.指導者は自らが学ぶことが大切です。教えられるのではなく自らが学び、自らの意思ですべてを吸収することを習得する。 2.対象者をいかに行動させることが難しいか、どの様に指導すればよいかを習得する。 3.対象者をより安全に・計画的に育成することを習得する。 4.選手育成のために具体的な計画立案の理解し具体的な計画を立案する。 5.尚、日本体育協会認定科目のため、出席は必ずしてください。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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1.レポート(3回) 45% 2.企画書作成 30% 3.グループ学習内容 15% 4.その他 10%
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4. |
教科書・参考書 |
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日本体育協会発行テキスト『公認スポーツ指導者 養成テキスト』
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5. |
準備学修の内容 |
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1.指導者としての資質の向上について現場をよく知り、自己の向上を考える。 2.スポーツのみならず組織としてのリーダとはをよく考える。 3.物事の本質をとらえる目で生活する。
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その他履修上の注意事項 |
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1.学生自らが積極的に物事をとらえ、自らの意志で学ぶことを期待しております。 2.スポーツのみならず、社会的にも必要な事柄なので前向きな姿勢を望みます。 3.尚、日本体育協会認定科目のため、出席は必ずしてください。 4.1回目から15回まで提示してありますが、受講生諸君の理解度・習熟度・習得度によって変更・追加・修正がある場合があります。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | 授業ガイダンス | 【第2回】 | スポーツ指導計画の重要性・指導計画立案の手順指導計画立案に必要な事項 | 【第3回】 | 集団の指導計画・個人の指導計画 | 【第4回】 | スポーツ活動の危険性・スポーツ活動における安全確保の知識・健康及び安全チェックリストの作成 | 【第5回】 | 施設・用具の点検・スポーツ活動における安全確保のための具体的行動・スポーツにおける保険制度 | 【第6回】 | スポーツ指導と評価の必要性・評価方法 | 【第7回】 | 指導のあり方についての評価・学習活動の評価 | 【第8回】 | 指導計画の必要性・指導計画の種類と内容、項目・指導計画作成の条件 | 【第9回】 | 一貫指導の視点からの競技者育成システム・海外の競技者育成システム | 【第10回】 | 集団の形成過程・集団の構造・コミュニケーション構造ソシオメトリック構造・役割、地位構造・努力構造 | 【第11回】 | 集団の成員性集団の凝集性・集団のモラル・集団の生産性リーダーの課題 | 【第12回】 | 高度情報化の到来・インターネット、Eメール携帯電話活用のスポーツ指導 | 【第13回】 | クラブ(チーム)内の連携ツールとしてのITの活用・映像を利用した技術指導の具体例・映像を利用したゲーム 分析の具体例 | 【第14回】 | 練習計画のモデル作成 | 【第15回】 | モデル計画提出及び評価 |
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