Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

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エアロビックダンスエクササイズ実習 I 多田 五月
選択  1単位
【スポーツ医療】 17-1-3074-1582-02

1. 授業の概要(ねらい)

 エアロビックダンスエクササイズの基礎的知識を理解し、実習を通して基本的なステップ、正しい(良い)動き方、プログラム作りを習得する。また、心拍数の測定により自らの身体への効果を体感し、健康・体力づくりへの自己学習力を高める。さらに、グループエクササイズ指導者の役割を理解し、インストラクターとしてのコミュニケーションスキル、参加者の目的に応じたプログラム作りなどの技法を身につけることを目的とする。

2.
授業の到達目標

 (1)基本的なステップの振り付けを、正しく・ダイナミックに動くことができる。
 (2)課題曲に合わせたエアロビックダンスプログラムを作成することができる。
 (3)作成したエアロビックダンスプログラムを模擬指導することができる。

3.
成績評価の方法および基準

 授業全体の2/3以上の出席が必要である。
 成績評価の割合:授業内課題(30%)、実技試験(50%)、学習ノート・レポート課題など提出物(20%)。
 欠席は1回につき5点の減点とする。遅刻、見学、早退も減点の対象となる。(初回の授業で説明する)

4.
教科書・参考書

 【参考書】
  沢井史穂 編著『ADBI・ADIのためのエアロビックダンスエクササイズ指導理論』(公社)日本フィットネス協会
  沢井史穂 編著『GFIのためのグループエクササイズ指導理論』(公社)日本フィットネス協会
  深代泰子 編著『GFIのためのフィットネス基礎理論(改訂対応版)』(公社)日本フィットネス協会

5.
準備学修の内容

 配付したプリントをファイルし、ノートを作成すること。
 授業内容を復習し、専門用語の意味等を理解しておくこと。

6.
その他履修上の注意事項

 ◆「第1回 ガイダンス」も出席回数に入ります。
 ◆ADI(エアロビックダンスエクササイズインストラクター)の資格取得を目指す学生は必修科目です。
 ◆健康運動実践指導者の資格取得を目指す学生も必修科目です。
 ◆健康運動指導士の資格取得を目指す学生は受講を進めます。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 ガイダンス
 授業の進め方、成績評価の説明、授業時の服装について
【第2回】
 エアロビックダンスエクササイズの基礎知識
(1)理論:クーパーのエアロビクス理論、歴史、基本構成
(2)実技:エアロビックダンスエクササイズ①
【第3回】
 エアロビックダンスエクササイズの基礎理論
(1)理論:運動強度とは、心拍数測定
(2)実技:エアロビックダンスエクササイズ②
【第4回】
 エアロビックダンスエクササイズの基礎の動き
(1)理論:ウォームアップの動き、下肢の動き、上肢の動き
(2)実技:エアロビックダンスエクササイズ③
【第5回】
 エアロビックダンスエクササイズプログラムの基本構成Ⅰ
(1)理論:メインエクササイズ(ローインパクトの動き)、スムーズな動きの展開
(2)実技:エアロビックダンスエクササイズ④
【第6回】
 エアロビックダンスエクササイズプログラムの基本構成Ⅱ
(1)理論:メインエクササイズ(ハイインパクトの動き)、コレオグラフィー(振り付け)、音楽
(2)実技:エアロビックダンスエクササイズ⑤
【第7回】
 動作技能テスト
【第8回】
 アクアエクササイズの体験Ⅰ
(1)アクアビックダンス
(2)水中レジスタンストレーニング
【第9回】
 アクアエクササイズの体験Ⅱ
(1)水中ウォーキング
(2)水中ストレッチ
【第10回】
 筋の強化エクササイズ
(1)理論:筋各部位の強化方法、ボール・タオルを使った補強運動
(2)実技:エアロビックダンスエクササイズ⑥
【第11回】
 ストレッチエクササイズ
(1)理論:筋各部位のストレッチ方法、マットでのストレッチ
(2)実技:エアロビックダンスエクササイズ⑦
【第12回】
 目的に応じた様々なエアロビクスプログラム
 介護予防リズム体操などエアロビックダンスの指導法
 背面指導、対面指導、キューイングなど
【第13回】
 エアロビックダンスエクササイズの指導法①
 2分間、または5分間のエアロビクスプログラムを作る、指導の練習
【第14回】
 エアロビックダンスエクササイズの指導法②
 様々なグループ間でのエアロビックダンス指導の練習
【第15回】
 エアロビックダンス指導実技試験、まとめ