1. |
授業の概要(ねらい) |
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スポーツコンディショニングの概念を理解し、アスリートが目標とする競技活動において最高のパフォーマンス発揮やスポーツ傷害予防の為の具体的方法について学ぶ。本授業では、主にマッサージ、アイシング、アクアティックトレーニング、ストレッチングを取り上げて、その理論と実際の方法について習得する。スポーツ場面において、適切に対応することが出来る能力を身に着けること、そしてアスリートだけではなく、自分の周りのすべての人にコンディショニングの技法が提供できるようにすることを目指す。
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2. |
授業の到達目標 |
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・マッサージの理論を修得し、具体的に実践できる。 ・アイシングの理論を修得し、具体的に実践できる。 ・アクアティックトレーニングについて修得し、具体的に実践・指導ができる。 ・ストレッチングの理論を修得し、具体的に実践できる。 ・マッサージ、アイシング、アクアティックトレーニング、ストレッチングの理論や方法について説明出来る。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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レポート課題30%、筆記試験70%で評価する。
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4. |
教科書・参考書 |
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教科書:『日本体育協会公認アスレティックトレーナー専門科目テキスト⑥予防とコンディショニング』 参考書:『日本体育協会公認アスレティックトレーナー専門科目テキスト②運動器の解剖と機能』
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5. |
準備学修の内容 |
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授業計画に示してある各種コンディショニングの理論と方法について、教科書を用いて事前学習しておくこと。また、本授業の学修のために、運動器の機能解剖の知識は最低限必要とされる。その他、授業で学んだコンディショニングの方法やその実際をスポーツ現場や生活の中において実践すること。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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各種コンディショニングの理論と方法や運動器の機能解剖については教科書や参考書を用いて事前学習し、実際の授業で学んだコンディショニングの方法をスポーツ現場や生活の中で積極的に実践し、その技法をしっかり習得してほしい。本科目はアスレティックトレーナー志願者のみならず、トレーニング指導者や体育教員を目指す学生も積極的に参加することが望ましい。尚、本科目はスポーツコンディショニング論Ⅰを履修していることが望ましい。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | ガイダンス・オリエンテーション | 【第2回】 | アイシングの科学的意義、様々な方法とその実際 | 【第3回】 | アクアコンディショニングの理論と実際 | 【第4回】 | アクアコンディショニングの指導の実際 | 【第5回】 | マッサージの歴史的背景、目的、効果、実施上の注意点 | 【第6回】 | あん摩・マッサージ・指圧の基本手技 | 【第7回】 | 症状別マッサージの方法 | 【第8回】 | ストレッチングの方法と下肢を中心としたセルフストレッチングの実際 | 【第9回】 | 上肢を中心としたセルフストレッチングの実際 | 【第10回】 | 体幹を中心としたセルフストレッチングとその他のストレッチングの実際 | 【第11回】 | 下肢を中心としたパートナーストレッチングの実際 | 【第12回】 | 上肢を中心としたパートナーストレッチングの実際 | 【第13回】 | 体幹を中心としたパートナーストレッチングとその他のストレッチングの実際 | 【第14回】 | まとめ | 【第15回】 | まとめと試験 |
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