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授業の概要(ねらい) |
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スポーツ経営学は、科学的な経営手法を用いて、スポーツがもたらす様々な便益を人々が享受し、豊かなスポーツ生活を実現するための組織的活動の原理原則を探究する学問である。本講義では、スポーツが行われる場・機会に係る事業論、スポーツ事業をスポーツ組織が効率的・継続的に営むための組織論を中核として、経営活動を改善する方法を考える。 また、これらの理論に加えて、経営活動を長期的に営み、経営目的を効率的に達成するためのマネジメントサイクルや経営資源に関する理論についても学習する。
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2. |
授業の到達目標 |
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1 スポーツ事業について説明ができる。 2 運動者行動ならびに運動生活について説明ができる。 3 スポーツ経営を構造的に説明ができる。 4 目的達成に向けた「組織的な営み」に必要な計画論、組織論、マネジメントサイクル等について説明ができる。 5 各種スポーツ領域における経営課題について説明ができる。 6 スポーツの普及振興のための方法論について説明ができる。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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最終試験(40%)、中間テスト(30%)、授業内課題やリアクションペーパーなどの授業に対する取組み(30%)を評価する。
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4. |
教科書・参考書 |
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【参考図書】 他の参考図書は随時紹介するが、スポーツ経営の入門として以下の文献を薦める。 ・八代勉編著『体育スポーツ経営学講義』、大修館書店 ・片山孝重・木村和彦・浪越一喜編著『現代スポーツ経営論』、アイオーエム
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5. |
準備学修の内容 |
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受講生は、授業内容の理解を深めるために、参考図書を活用して、新聞記事や文献・資料を収集して事前学習に努めること。また、講義内容を整理して、授業ノートや自主レポートを作成すること。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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質問には、講義の前後及びオフィスアワーにできる限り応じる。
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各回の授業内容 |
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【第1回】 | ガイダンス | 【第2回】 | スポーツ経営学の視点 | 【第3回】 | スポーツ生活及び運動生活とスポーツ事業 | 【第4回】 | スポーツ経営の概念と構造 | 【第5回】 | 経営資源①(人的資源、物的資源) | 【第6回】 | 経営資源②(財務的資源、情報資源) | 【第7回】 | スポーツ事業の考え方①(エリア・サービス) | 【第8回】 | スポーツ事業の考え方②(プログラム・サービス) | 【第9回】 | スポーツ事業の考え方③(クラブ・サービス) | 【第10回】 | スポーツ事業の進め方①(計画論) | 【第11回】 | スポーツ事業の進め方②(マネジメントサイクル) | 【第12回】 | スポーツ組織論①(組織構造) | 【第13回】 | スポーツ組織論②(協働システム) | 【第14回】 | 講義総括 | 【第15回】 | まとめと試験 |
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