1. |
授業の概要(ねらい) |
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教職(保健体育科教育、校務分掌、特別活動など)および、運動指導(運動方法、指導法、コーチング)について、総合的に学び、保健体育教育やスポーツ指導において求められる実践力と教育・指導的観点の基礎を構築する。 【具体的内容】 ・自己の専門とする運動種目についての運動プログラムの研究をすすめる。 ・指導対象を設定した運動プログラムの作成と検証をする。 ・教育・指導の現場でのフィールドワークを実施する。
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2. |
授業の到達目標 |
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スポーツ・健康に関する専門分野の中から、学生自身で課題を見つけ出し、主体的に学び考え、友人との討論等による意見を取り入れて問題を解決する能力やプレゼンテーション能力を身につける。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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・適切な学習課題の設定 … 15% ・情報の収集 … 15% ・整理・分析 … 15% ・積極的なグループ討論・プレゼンテーション … 15% ・英語・外国語の読解 … 15% ・研究紀要の作成・研究発表 … 25%
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4. |
教科書・参考書 |
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テキスト: ・必要に応じ資料を配布 参考書: ・『中学校学習指導要領解説保健体育編』(文部科学省) ・『高等学校学習指導要領解説保健体育編・体育編』(文部科学省) ・『公認スポーツ指導者養成テキスト 共通科目Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ』 ・『キッズアスレティックス教本』
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5. |
準備学修の内容 |
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・自己の経験や実践してきたスポーツ活動について振り返り考察する。 ・将来を見据えて、運動実践者としての自己の役割を積極的に行う。 ・スポーツ・教育に関する情報・問題を日常的にメデイア等でチェックする。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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初・中等教育・特別支援教育における学校教育について、教科「保健体育」、部活指導、特別活動、校務分掌と多岐にわたり研究を進めるとともに、スポーツ・運動について、効果的な教育・指導と教師・指導者の役割について扱い、社会に求められる体育・スポーツの教育的・指導的立場のあり方を研究・実践をすることから、行動力のある人材を求める。更に、これらの内容については継続性・関連性をもたせるために、実習・実務の機会を設け、学生自身が企画・運営の経験に携わることから、個々の役割に対する責任を十分に果たし、お互いに協力しあえる人材を求める。進路選択については「教職」のみを対象者とせず、一般就労、進学を希望する者を受け入れるが、卒業年次に「卒業研究」等で大学生活の総括をする意欲のある者が望ましい。 なお、体育・スポーツ、健康に関わる者として、健康的な生活習慣の確立に取り組む姿勢を持つことを求める。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | 年間予定の確認と次年度に向けての方向性 | 【第2回】 | 世界的のスポーツイベントの研究 | 【第3回】 | 指導種目の分析 | 【第4回】 | 指導種目の検証と構築 | 【第5回】 | パラ・キッズ・ニュースポーツの調査 | 【第6回】 | パラ・キッズ・ニュースポーツの分析・研究 | 【第7回】 | パラ・キッズ・ニュースポーツの実技 | 【第8回】 | パラ・キッズ・ニュースポーツ講習会の企画 | 【第9回】 | パラ・キッズ・ニュースポーツイベントの研究 | 【第10回】 | 体育・健康教育およびスポーツ指導者のスキル研究 | 【第11回】 | 冬季スポーツプログラムの研究 | 【第12回】 | スポーツ指導者のインタビュー | 【第13回】 | 運動指導プログラムの基礎 | 【第14回】 | 運動指導プログラムの企画・立案 | 【第15回】 | 後期総合ディスカッション・研究発表 |
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