1. |
授業の概要(ねらい) |
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本科目については、4年間の教職課程で学んだ教科に関する科目及び教職に関する科目の知見を総合的に結集するとともに、教育実習等で得た学校現場の視点を取り入れながら、その内容を整理統合する授業となる。 【具体的内容】 ・履修カルテ、実習日誌などを活用し、自己の教育専門家としての資質能力の理解と課題の把握をする。 ・模擬授業等を実施し、教員としての表現力や授業力、児童・生徒の発育発達段階や個に応じた授業づくり、集団での学習姿勢を育む指導法等を再確認する。 ・教育実習等の経験を基に、学級経営案を作成し、実際の事例との比較等を通じて、学級担任の役割や実務、他の教職員との協力の在り方等の確認をする。 ・いじめや不登校、体罰問題、支援を要する教育等、今日的な教育課題に関しての役割演技(ロールプレーイング)や事例研究等を実施する。
・必要に応じ、学校訪問や現職教員による講習などの実施。(予定)
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2. |
授業の到達目標 |
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①4年間の教職課程の集大成として、身に付けた資質能力が、教育者として必要な資質能力として有機的に統合され、形成されたかについて確認できること。 ②履修を通じて、将来、教員になる上で、自己にとって何が課題であるのかを自覚し、必要に応じて不足している知識や技能等を補い、その定着を図ること。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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演習課題やグループディスカッション、模擬授業の実践などへの積極的な参加に対して、以下の事項を目安に総合的に判断する。 演習内容 35% 提出物の内容 35% 模擬授業 30%
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4. |
教科書・参考書 |
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テキスト:・『教育実習日誌』(※教育実習で用いたもの) ・『中学校学習指導要領解説保健体育編』(文部科学省) ・『高等学校学習指導要領解説保健体育編・体育編』(文部科学省) 参考書:・『特別支援学校学習指導要領解説 総則等編 幼稚部・小学部・中学部』(文部科学省) ・『特別支援学校学習指導要領解説 総則等編 高等部』(文部科学省)
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5. |
準備学修の内容 |
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・教育実習終了後の履修となるので、適宜、実習日誌の記載事項や指導教諭からメッセージの読み直しを行うこと。 ・履修カルテへの記載などを通して教職に就くための自己の資質能力について把握をしておくこと。 ・必要に応じて過去に履修した教科に関する科目・教職に関する科目のノートやレジュメなどを読み返すこと。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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本演習は、教職課程の総まとめの授業であり、教職に就くことを希望する学生が受講する科目である。従って、単に履修するだけではなく、自己の資質能力を正しく判断し、必要に応じてそれを伸ばしていこうとする積極的な学習態度を求める。 授業は校種・免許種別のクラス編成となる。よって、自由に履修登録をすることはできない。クラス指定と履修登録の方法などは、後期開始までに個別に連絡をするので、その指示に従って履修登録を行うこと。提出物・課題の提出期限を厳守すること。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | 共通ガイダンス ~目的理解、教職の意義・教師の使命について~ | 【第2回】 | 教育実習のふり返り1 ~カルテ・実習日誌を用いた自己分析・意見交換~ | 【第3回】 | 教育実習のふり返り2 ~グループワークによる課題整理・発表~ | 【第4回】 | 生徒指導・学級経営の課題 | 【第5回】 | 教科専門性の向上 ~授業構成・指導方法と関連をはかる~ | 【第6回】 | 授業力の向上1 ~模擬授業(体育実技)~ | 【第7回】 | 授業力の向上2 ~模擬授業(体育実技)~ | 【第8回】 | 授業力の向上3 ~模擬授業(体育実技)~ | 【第9回】 | 授業力の向上4 ~模擬授業(体育実技)~ | 【第10回】 | 授業力の向上5 ~模擬授業(保健分野)~ | 【第11回】 | 授業力の向上6 ~模擬授業(保健分野)~ | 【第12回】 | 授業力の向上7 ~模擬授業(体育理論)~ | 【第13回】 | 授業力の向上8 ~模擬授業(体育理論)~ | 【第14回】 | まとめと評価 ~教職の意義・教師の使命の再焦点化~ | 【第15回】 | 特別支援教育の課題 |
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