Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

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臨床スポーツ医学(外科系) I 笹原 潤
選択  2単位
【スポーツ医療】 17-1-3074-3578-01

1. 授業の概要(ねらい)

 ・どんなスポーツであっても,スポーツ傷害を来すリスクはゼロではない。アスレチックトレーナーとして,指導者として,そして競技者としてスポーツに関わっていく上で,スポーツ傷害のリスクマネジメントは極めて重要である。
 ・臨床スポーツ医学(外科系)では,IからIIIの順番で体系的にスポーツ傷害について学んでいく。
 ・臨床スポーツ医学(外科系)Iでは,スポーツ傷害を理解するために必要な運動器構成体の構造と機能について学び,それぞれに生じるスポーツ傷害の病態についても学ぶ。

2.
授業の到達目標

 各運動器構成体の構造と機能について学び,それぞれに生じるスポーツ傷害の病態について理解する。

3.
成績評価の方法および基準

 出席点とレポートで評価する。

4.
教科書・参考書

 公認 『アスレチックトレーナー専門科目テキスト3 スポーツ外傷・障害の基礎知識』財団法人日本体育協会
 公認 『アスレチックトレーナー専門科目テキスト8 救急処置』財団法人日本体育協会

5.
準備学修の内容

 テキストで授業内容の予習をし,解剖や専門用語について理解しておく。

6.
その他履修上の注意事項

 講義には,手術中の動画など刺激の強い内容も含まれる。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 講義のガイダンス:本講義の概要,目的,成績の評価方法について
【第2回】
 スポーツ傷害とは何か,スポーツ医科学とは何か
【第3回】
 レポートの作成方法について
【第4回】
 運動器疾患・スポーツ傷害の診断学について
【第5回】
 骨の構造と機能・スポーツ傷害について
【第6回】
 関節・靭帯の構造と機能・スポーツ傷害について;第1回レポート課題提示
【第7回】
 これまでの講義内容に関するQ&A;第1回レポート提出
【第8回】
 筋・腱の構造と機能・スポーツ傷害について
【第9回】
 脊髄・末梢神経の構造と機能・スポーツ傷害について
【第10回】
 運動器疾患・スポーツ傷害に対する注射治療について;第2回レポート課題提示
【第11回】
 これまでの講義内容に関するQ&A;第2回レポート提出
【第12回】
 運動器疾患・スポーツ傷害に対する手術治療について
【第13回】
 スポーツ現場におけるチームドクターの役割について;最終レポート課題提示
【第14回】
 これまでの講義内容に関するQ&A;最終レポート提出
【第15回】
 レポートの総評とまとめ