Web Syllabus(講義概要)

　スポーツ指導者とくにアスレティックトレーナーとして活動する場合には、身体の構造と機能について十分に理解をしておくことが求められる。
　本授業では、スポーツ解剖学概論およびスポーツ解剖学Ⅰで学習した内容をより専門的に学習する。
　姿勢やスポーツ動作、トレーニング、スポーツ傷害の具体例を取り上げながら、機能解剖学の知識がスポーツ現場でのアスレティックトレーナーとしての活動に活かせるようにしていく。

　機能解剖学的な視点で姿勢・スポーツ動作の評価ができるようにする。
　機能解剖学を踏まえたスポーツ傷害の評価ができるようにする。
　機能解剖学を踏まえたトレーニングの処方ができるようにする。

　成績は授業中に行う小テスト20％、期末レポート80％により評価する。

　『最新カラーリングブック　筋骨格系の解剖学』（産調出版）
　『姿勢アセスメント―セラピストのためのハンズ・オンガイド』（医歯薬出版）
　『筋骨格系のキネシオロジー―カラー版』（医歯薬出版）

　人体の骨・筋の名称、筋の起始・停止および機能は確実に覚えて参加すること。
　複数回宿題を出題するので、積極的に取り組んでほしい。

　ただの暗記科目としてとらえず、実践に活用できるように、機能解剖学をベースとした思考法を身につけてほしい。
　授業内で実習をする際には積極的に取り組むこと。