Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

ひとつ前のページへ戻る 教授名で検索

 
一般教養セミナー II 土持 ゲーリー 法一
【Ⅰ】  2単位
【Ⅰ 大学での学び方】 17-1-3082-2740-02

1. 授業の概要(ねらい)

 この授業は、「一般教養セミナーⅠ」の単位を取得した学生のみが履修できます。
 この授業は、前期同様、読売新聞社(松本美奈氏)との共同で開講します。
 授業の副題を「CONNECTING THE DOTS ~ 新聞を使って自分と世界をつなぐ」です。
 いま世界はめまぐるしく変化し続けています。そこで、一般教養セミナーⅡでは、時代を読み解き、考える力をさらに伸ばしてきます。
 最終的には、授業の到達目標を振り返り、コンセプト・マップやラーニング・ポートフォリオをまとめてもらいます。

2.
授業の到達目標

 1)新聞を毎日読み、社会と向き合う姿勢を持つ(意欲、関心)
 2)適切な情報源から必要な情報を入手し、正確に判断できる(技能、態度)
 3)社会情勢の変化を、説明することができる(知識、理解)
 4)社会情勢に対する自分(学生)の意見を書くことができる(技能、態度)
 5)社会情勢に対する自分(学生)の意見を発表することができる(技能、態度)
 6)各単元の学習をコンセプト・マップで描くことができまる(技能)
 7)ラーニング・ポートフォリオをまとめることができまる(技能・態度)

3.
成績評価の方法および基準

 ①小テスト(知識・理解)             30%(第15回目)
 ②研究レポート(知識・理解、意欲)        20%(教員評価)
 ③プレゼンテーション(技能・態度)        10%(相互評価)
 ④コンセプト・マップとラーニング・ポートフォリオ(技能・態度)
                          40%(期末・必須)
 ※「ルーブリック」(評価の目安)を作成し、学生の皆さんに事前に渡します。ラーニング・ポートフォリオについては、第1回と第14回目の授業で説明します。

4.
教科書・参考書

 読売新聞 朝刊・夕刊の購読
 土持ゲーリー法一『ラーニング・ポートフォリオ~学習改善の秘訣』東信堂、2009年
 佐藤望・他『アカデミック・スキルズ~大学生のための知的技法入門(第2版)』慶應義塾大学出版会、2012年

5.
準備学修の内容

 授業ではグループ活動と討論が中心になります。学生は、指定された新聞購読やフィードバック視聴を事前準備学修します。事前準備学修ができているかどうかを確かめる準備確認試験を実施します。

6.
その他履修上の注意事項

 授業は「新聞を使って自分と世界をつなぐ」を副題とするので、学生の主体的な学習が求められます。毎回準備課題をしてから授業に臨みます。繰り返しますが、この授業では、他の授業の「2倍」の教室外学習が要求されます。したがって、主体的な学習を望まない学生は履修できません。授業は教員だけで行うものでなく、学生と一緒に「創る」という考えを重視します。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 イントロダクション
【第2回】
 社説を視写する
【第3回】
 思考を深める①……ラーニング・ポートフォリオ
【第4回】
 思考を深める②……ICEモデル、コンセプト・マップ
【第5回】
 質問力を磨く①……ハテナソン 対象を分解する
【第6回】
 質問力を磨く②……ハテナソン 仮説を立ててリポートを書く
【第7回】
 質問力を磨く③……ハテナソン ピアレビュー
【第8回】
 発表「5年後の社会を予想する」に向けての準備①……「視写」をふりかえる
【第9回】
 発表「5年後の社会を予想する」に向けての準備②……論点整理
【第10回】
 発表「5年後の社会を予想する」に向けての準備③……インタビュー
【第11回】
 発表「5年後の社会を予想する」に向けての準備④……インタビューのまとめ
【第12回】
 発表「5年後の社会を予想する」に向けての準備⑤……中間報告会
【第13回】
 発表「5年後の社会を予想する」に向けての準備⑥……論点の再整理
【第14回】
 発表会「5年後の社会を予想する」 @アカデミックラウンジ
【第15回】
 授業の総括 テスト