Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

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社会と情報技術の基礎 I 中鉢 直宏
選択  2単位
【自己啓発】 17-1-3082-4433-01

1. 授業の概要(ねらい)

 インターネットやスマートフォンなどをはじめとする新しいかつ身近な情報技術の進化や様々な情報サービスの出現により社会情勢にまで大きな影響を与えるようになった。そこで、本授業では、社会に必要とされる情報基礎力を身につけるために必要な情報技術に関する知識や社会における様々な情報技術の活用事例などを取り上げ、自分たちの社会がどのような情報技術や情報に関する決まり、事象によって成り立っているかを学習する。
そして、これからも変化し続けであろう自分たちの取り巻く環境下において、新しい情報技術が現れても、それを理解し、活用することの意義を見出す事が出来るような基礎知識や考え方の習得をすることを目指す。

2.
授業の到達目標

 情報技術に関しての基本的な知識を習得する。
 社会で利用されている情報技術の活用事例を理解する。
 新しい情報技術、情報に関する社会現象に対して適切な判断が出来る。

3.
成績評価の方法および基準

 出席は3分の2以上する必要があり、カードリーダによる出席とその時間に課せられた毎回の課題の提出とセットで出席と認める。最終課題はレポートを予定している。
 ・授業ごとの出席および課題の提出(70%)
 ・最終課題(30%)

4.
教科書・参考書

 参考書『キーワードで学ぶ最新情報トピックス 2017』出版社:日経BP社

5.
準備学修の内容

 授業内容によってはWebページ等で事前学習および課題を課す場合があり、そのための時間は確保すること。

6.
その他履修上の注意事項

 課題によってはグループ作業などもあるため、授業時間外でコミュニケーションが取れる手段を他の受講生と確保できることが望ましい。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 プレアンケート・情報リテラシーに関するテスト
【第2回】
 帝京大学の情報システムについて考える(大学のネットワーク、メールシステム、LMSについて)
【第3回】
 情報とは何かについて考える(情報の単位・デジタルとアナログについて)
【第4回】
 情報化社会におけるラインセンスについて考える(ソフトウェアについて)
【第5回】
 情報社会の新しいライセンスについて考える(クリエイティブコモンズ、オープンソースとは)
【第6回】
 情報技術におけるデータを守るについて学ぶ(暗号化、複合化について)
【第7回】
 情報社会における表現の自由とプライバシーについて考える(デジタルアーカイブ、忘れられる権利について)
【第8回】
 情報社会における検索システムを考える。(検索サイト、検索システムについて)
【第9回】
 情報社会における新しいインフラについて考える(無線技術やGPSについて)
【第10回】
 通信システムについて考える(公衆電話、携帯電話とインターネットについて)
【第11回】
 インターネットのセキュリティについて考える(暗号通信や認証システムについて)
【第12回】
 ネットワークがつながる世界について考える(クラウドサービスについて)
【第13回】
 社会に求められる情報力について考える(情報化社会における知識について)
【第14回】
 情報化社会における問題について考える(デジタル依存、デジタルダイエットについて)
【第15回】
 最終課題についての説明と講義のまとめ