Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

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情報処理 IV 中鉢 直宏
選択  2単位
【自己啓発】 17-1-3082-4433-05

1. 授業の概要(ねらい)

 我々の日常においてPC、スマートフォンやインターネットは欠かせない存在になっている。しかし、それらは、あくまで単なるハードと情報通信手段であり、実際には端末やネットワーク上にプログラムが動くことによって様々な情報やサービスを我々は享受できている。しかも、最近ではインターネットやスマートフォンで提供されている様々なソフトウェアやサービスは、ブラウザ上で動くWebプログラミングにより提供されることが多くなってきている。そこで本授業では、Webプログラミングについての基礎知識を習得することを目的として、Webプログラミングを体験し、で現在社会の情報システムの基礎を身に着けてもらいたい。授業は主に演習を中心に、HTML・CSSなどを使用したWebページのデザインの学習からJavaScript言語によるWebアプリケーションの作成方法を学習してもらう。

2.
授業の到達目標

 HTML/CSSを使ったWebデザインができるようになる。
 JavaScriptによる簡単なWebアプリケーションが作成できるようになる。

3.
成績評価の方法および基準

 出席は3分の2以上する必要があり、カードリーダによる出席と講義内の課題の提出とセットで出席と認める。最終課題は、プログラミングによる作品とレポートを予定している。
 授業ごとの出席および課題の提出(60%)
 最終課題(40%)

4.
教科書・参考書

 (参考文献)『確かな力が身につくJavascript「超」入門』、著者:狩野祐東、出版社:SBクリエイティブ株式会社

5.
準備学修の内容

 授業内容によってはWebページ等で事前学習および課題を課す場合があり、そのための時間は確保すること。

6.
その他履修上の注意事項

 本授業の演習は、前の作業を前提に進んでいくため、必ず授業で課された演習は、次の授業までに終わらせておくこと。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 イントロダクション、プログラミング教育について考える。
【第2回】
 プログラミングとインターネット技術の基礎知識を身に着ける。
【第3回】
 プログラミングやWebページを作成するための基礎知識を身に着ける。
【第4回】
 HTML/CSSによるWebページを作成する①(タグと属性、テーブル、文書のメタデータ)
【第5回】
 HTML/CSSによるWebページを作成する②(セクション・コンテンツ・テキスト表現)
【第6回】
 HTML/CSSによるWebページを作成する③(CSSによるスタイルの記述・適用)
【第7回】
 Javascriptの基礎知識を学習する。
【第8回】
 JavaScriptでプログラミングするための基本操作を身につける。
【第9回】
 JavaScriptを学習する①(変数・数値・文字列)
【第10回】
 JavaScriptを学習する②(制御)
【第11回】
 JavaScriptを学習する③(関数)
【第12回】
 JavaScriptを総合的なプログラミングを学習する①
【第13回】
 JavaScriptを総合的なプログラミングを学習する②
【第14回】
 JavaScriptを総合的なプログラミングを学習する③
【第15回】
 最終課題とまとめにより学習の復習をする