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授業の概要(ねらい) |
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本授業ではこれまで文化遺産の研究方法について多角的に考えるために2つの作業を並行して進めてきた。 ①本学が立地する多摩地域は旧石器時代から現代に至る数多くの文化遺産に恵まれている。それらの調査・研究・保存を目的として調査をおこない、それに基づいて発表・討論形式で授業を進める。 ②文化遺産の活用方法として観光は重要な課題であるが、日本の文化遺産についての情報を海外に発信し、また、海外においてどのように受容されているのかを知るためにはある程度の語学力が必要である。そこで、上記①に関連づけて、英語および他の言語による表現方法を身につける。 本年は多摩地域にゆかりが深く、世界的にも関心の高い「新選組」をテーマに取り上げる。小説・錦絵・映画・ドラマ・歌・アニメ・マンガ・ゲーム等さまざまなジャンルで語られ作り上げられてきたイメージを検討しながら、その変遷と史実との関係、文化遺産としての保存、観光資源としての活用などについて考えて行く。また、新選組についての映画の中には英語字幕版もあるのでそれらも適宜利用する予定である。
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2. |
授業の到達目標 |
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この授業では博物館学芸員や文化財専門職をめざす者に求められる幅広い知識と着眼力・発想力、加えて実用レベルの語学力の養成を図り、必要とする文献・映像等を検索し、読み取り、自分の研究や仕事に役立てることができる力を身につける。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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主として発表と討論からなる授業なので、出席を重視し(60%)、発表・発言の内容(平常点として40%)をあわせて評価する。
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4. |
教科書・参考書 |
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テキストは用いず、必要に応じてプリントを配布する。 参考文献は適宜指示する。
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5. |
準備学修の内容 |
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授業前の準備は発表者のみの課題ではない。事前に発表の概要を知らせるので、ネットなどを利用して関連事項を調べておき、鋭くしかも建設的な質問や感想、意見が述べられるよう予習しておくこと。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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この授業の眼目は地域の文化遺産および世界の文化について広い視野を持つことにある。自分の研究テーマに直接結びつかなくても、普段から様々な分野に興味を持って知識を蓄積してほしい。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | ガイダンス、参考文献紹介 | 【第2回】 | 模擬授業 | 【第3回】 | テーマ・文献等の選定,発表者の割り当て | 【第4回】 | 史実の検討 | 【第5回】 | 発表・討論・まとめ | 【第6回】 | 発表・討論・まとめ | 【第7回】 | 発表・討論・まとめ | 【第8回】 | 発表・討論・まとめ | 【第9回】 | 発表・討論・まとめ | 【第10回】 | 発表・討論・まとめ | 【第11回】 | 発表・討論・まとめ | 【第12回】 | 発表・討論・まとめ | 【第13回】 | 発表・討論・まとめ | 【第14回】 | 発表・討論・まとめ | 【第15回】 | 全体のまとめ |
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