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授業の概要(ねらい) |
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中央アジアは洋の東西を結ぶユーラシア大陸の中央部に位置する地域です。このユーラシア大陸、そして中央アジアを貫くシルクロード、すなわち「絹の道」は物だけでなく、さまざま宗教を洋の東西に伝えるとともに、たくさんの人たちが往来する道でもあり、私たちの文化の交流、人間の交流の歴史において大きな役割を果たしてきました。また、洋の東西の文化の伝えただけでなく、さまざまな影響を取り入れながら独自の文化を生み出してきました。この授業では、中央アジア、そしてシルクロードに焦点をあて、具体的な事例を通して歴史や文化を学びます。
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2. |
授業の到達目標 |
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中央アジアの世界を理解すること、そして中央アジアが持つ歴史的なダイナミズムを理解すること。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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学期末試験60%、平常点40%(出席状況及び課題等)
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4. |
教科書・参考書 |
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テキスト:特に指定しません。適宜プリントを配布します。 参考文献:宇山智彦編『中央アジアを知るための 60章』明石書店、2003 年 :小松久男・梅村坦・宇山智彦・帯谷知可・堀川徹(共編)『中央ユーラシアを知る事典』平凡社、2005年 :小松久男(編)『テュルクを知るための61章』明石書店、2016年
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5. |
準備学修の内容 |
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博物館や美術館で展示されている中央アジアあるいは西アジア地域の考古遺物、美術・芸術作品を積極的に鑑賞すること。
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その他履修上の注意事項 |
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中央アジアは日本人にとって近くて遠い地域にあたります。その一方で、中央アジアを通るシルクロードを通じて、日本にはさまざまな文化が伝わりました。中央アジアそのものだけでなく、過去から現在まで続く日本との関係についても興味を持っていただきたいと思います。
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各回の授業内容 |
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【第1回】 | 文明の十字路 | 【第2回】 | アレクサンダー大王と中央アジア | 【第3回】 | 中央アジアのヘレニズム文化 | 【第4回】 | 仏教の誕生と中央アジアへの広がり | 【第5回】 | 仏典を求めて | 【第6回】 | バーミヤーン遺跡とその破壊 | 【第7回】 | バーミヤーン遺跡の歴史と文化1 | 【第8回】 | バーミヤーン遺跡の歴史と文化2 | 【第9回】 | バーミヤーン遺跡の保護 | 【第10回】 | バーミヤーン遺跡とは何か | 【第11回】 | 中央アジアのイスラーム化 | 【第12回】 | 中央アジアのトルコ化 | 【第13回】 | グレートゲームと探検の世紀 | 【第14回】 | 中央アジアと日本 | 【第15回】 | まとめ |
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