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授業の概要(ねらい) |
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パソコンや携帯・スマートフォンの普及により、物を液晶画面で確認することが多くなった。 物の実在感を感じる機会が少なくなった現代において、手作業にによるものづくりを意識的にするべきである。版画実技演習を通じ物の実在感を再認識し、作品を作ることは様々な思考力も養うと実感する。 簡単な「版」の作り方、用具材料の扱いを学ぶところから始め、制作を楽しみながら自分の表現を探してゆく。木版画などを制作し、自分の制作したものをファイルして「ポートフォリオ」にまとめ、自分の表現活動を通じての学び気づきを振り返り確認する。生涯を通じて表現活動を行う手がかりとする。
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2. |
授業の到達目標 |
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物の実在感を再認識する。版画制作を楽しむ。表現することの喜びを味わう。制作を通じて自分の表現を探す。表現を通じて思考力を高める。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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毎回の制作。意欲関心態度。ポートフォリオ等総合的に評価する。
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4. |
教科書・参考書 |
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『鑑賞からの表出』大貫真寿美 DPT出版
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準備学修の内容 |
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物をよく観察する習慣。通学途中のポスターなど様々な表現を観る習慣をつけること。指定された用具材料の準備。多くの作品を鑑賞すること。図版のみならず、美術展にも足を運ぶこと。
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その他履修上の注意事項 |
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自ら表現する科目である。自分を見つめ、世界を見つめ、何を表現したいかを探すこと。 ※用具材料の準備をして授業に臨むこと。また、使った用具材料の片づけまでが学習活動である。必ず片づけをして教室を退出すること。 ※第一回目の授業に出席した者のみ履修可とする。ただし、美術室の用具材料の関係上履修者希望が多い場合は抽選とする。 ※版画教材、消耗品は各自で購入。教室内にて購入可(例年1,200円程度)
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各回の授業内容 |
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【第1回】 | オリエンテーション ・授業に必要な用具材料の説明 | 【第2回】 | ・紙による版表現 | 【第3回】 | ・紙版による刷り① | 【第4回】 | ・紙版による刷り② | 【第5回】 | ・一版一色版画について | 【第6回】 | ・彫刻刀による版表現 | 【第7回】 | ・バレンの持ち方、使い方 ・インクの加減について | 【第8回】 | ・一版多色版画について | 【第9回】 | ・一版多色版画制作① | 【第10回】 | ・一版多色版画制作② | 【第11回】 | ・彫進み版画について | 【第12回】 | ・掘り進み版画制作① | 【第13回】 | ・三色の色の重ねの表現の可能性について | 【第14回】 | ・三色の色による刷りをする | 【第15回】 | ・まとめ |
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